
大利根酒造有限会社の歴史
会社としての創業は明治三十五年ですが、
この場所で酒造りが始められたのは
江戸時代中期にまでさかのぼります。
屋敷内には、酒造りの神様である松尾様を祭った石宮がありますが、
その碑文に、「元文四年」の文字が刻まれています。
西暦で言えば1739年にあたるそうです。
当時とすれば流通手段の少なかった時代ですから、
この土地で出来た米の二次加工品として、酒が醸造されていました。
有史以来、人々は、酒を求めその風雅を楽しんで来ました。
弊社は奥利根の山々に抱かれた、尾瀬ふもとの小さな酒蔵です。
小規模だから出来る手造りの味に取り組み、この地の自然や風土に根付いた
『地』の酒造りを伝承して参りました。
大自然の恵み、そのひとしずくから生まれた生粋の地酒。
寒造りの爽やか呑み口、芳醇な香味、
風雅な酔い心地をお試し下さい!