板倉文インタビュー01
ちゃClub会報17より転載

今回は(1885年)5月31日にインク・スティック(六本木)での
Killing Time の本番前の楽屋におじゃましました。

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−:レコードが出るそうですがいつ頃出るんですか?

文:誰のですか?

−:Killing Time の。

文:ん−とね、年内中だと思うよ。10月とか11月とか、秋から冬ぐらいじゃないかな。

−:どういう感じのレコードになりそうですか?

文:全然決めてない。

帆足:なまけもの。

文:んーとね、1曲はちょっとハードコア。

−:LPですか?

文:いやシングル。3曲ぐらいかな。30cmシングル盤です。
あとはなんかアルバムの話しもきてるけどそれはスイッチ終わったあとで、
コロムビアから出すっていう話なんですけどそれはまだ決まってないです。
宣伝費1千万位かけて海外録音!

(編注:Killing Time のレコードデビューは EPIC ソニーから
1986年12月に発売された30cmシングル"Bob"ですが、
その前にスイッチレーベルからレコードを出す話がありました。
100時間におよぶレコーディングが断行されるも結局発売には至りませんでした。)

一同:(笑)

文:でも制作費は1千万くらいかける。

帆足:安いスタジオであげてさ、パーッといこう。

メッケン:香港!モンゴル共和国も。1時間1万円のスタジオで18時間!

−:じゃあ、板倉さんの Killing Time 以外での活動は?

文:宗教。

−:宗教ですか(笑)。

メッケン:真光のワザ。

−:あの、CMとかプロデュースとかは?

文:CM・・・今はそんなに。でもこの間やったけどね。CMですか?コマーシャルはお中元ものですね。

メッケン:シーズンですね。

−:プロデュースとかは最近は?

文:やってないよ。

−:やってないですか。

文:プロデュースものはやってないです、今年になってから。

−:この前ビデオの仕事をやってましたが、あれはどういう感じなんですか?

文:えーとね、7人のイラストレーターというかグラフィックデザイナーというか、
ビデグラっていうのがあるからグラフィックデザイナーかな、
のアンソロジー、なんかね、アニメみたいの。
ビデオの内容がアニメみたいな絵が動くの。

−:それでは、UPLMは最近またレコーディングとかやっているようですが。

(編注:UPLM は川島”バナナ”裕二が1984年に結成したバンド。
メンバーは流動的だったようだが
板倉文、メッケン、Whacho、矢壁篤信
などが名前を連ねていた。)

文:いや、この間トラックダウンをやったようですね。

−:ああ、そうなんですか。じゃレコードが出るとか。

文:出ません。とっただけ(笑)。

メッケン:出したらつかまっちゃうからやだ(笑)。

−:ライブの予定とかは?

文:UPは・・・・

メッケン:今んとこないんじゃないかな。

文:EP4の代わりに。

メッケン:あ、ヨーロッパへ行くといううわさが。

帆足:あ、それだ。

メッケン:あるよね。

帆足:それいこう。UP4とかって(笑)。

−:それでは、板倉さんの高校時代のジャズバンドというか、ジャズのライヴをやっていたそうですが?

帆足:ハコバン!ハコバン!

メッケン:ハコバンか。

−:その頃のお話を。

文:あれはね、クラブをやってました。

−:どういう感じだったんですか?

文:んーとね、軍歌からなんでもやってました。

メッケン:自慢話。俺は苦労したんだみたいな。

文:んーとね、譜面帳がね、7冊もある有名なバンドだったのね。
だからね、メモリーていうか、それがいっぱいあった。
ピアノとサックスが軽くてその影響もあって、おまえは音楽でめしを食え、て。

−:どのくらいの編成だったんですか?

文:えーと、クインテット。

−:学生の頃はどんな音楽を聞いていたんですか?

文:中学の頃はポップス、アメリカのヒットチャートものとか聞いてました。
高校になったらいろんなもの聞きました。

−:特に影響を受けた人とかグループとかは。

文:いっぱいいるからね。特にと言われると困る。
パッと思いつかないけどね。
高校はね、いろんなプログレとかジャズロックとかのバンド。

−:どういうのを聞いていたんですか?

文:プログレとかジャズロックだけじゃないですよ。
アメリカのビルボードのヒットチャートものを趣味のように聞いていたからね。
だから日本で全然ヒットしなかったようなね、
みんな知らないようなのを聞いたりね。
でタイトルとか日本盤で変わるでしょ。
で全然わかんないから、むこうのタイトルでレコード買いにいくとレコードないの。
そういうのはいっぱい聞いていたから。

−:プログレとかジャズロックはどうやって聞いてたんでしょうか。

文:ああそうか、その辺が興味あるのね。
プログレとかジャズロックですか。
高校の時バンドやってて、そのジャズバンドと別にやってて、
そのジャズバンドと別にやってて、
ピンク・フロイドとかのコピーバンドやってた。

−:それでは、音楽を含めて何かやりたいようなことはありますか?
今後の活動予定とか、バンドを含めて。

文:えーとね、近藤ダイちゃんと一緒に、一緒じゃないけど、西友のミュージカルをやります。
それで Killing Time も1曲やる。1曲か何曲かわかんないけど。

−:コマーシャルとかは?

文:おもしろいからCMは続けていきたいと思います。

−:あとは真光について。

文:どうしてそういうことを聞きたがるんですか?
最近どうしてそういうのやってるかとかそういうのですか?

−:そうですね、いつ頃から?

文:最近、去年ぐらいからねいらっしゃい、いらっしゃいって言われてたけど行かなかったのね。
でまあ1度行ってみるかって行ってみたらね、よくて、行っているうちにくせになった。

−:でも普通の人に言うとうそだって言う。

文:ああ、それは帆足君みたいに業が深いから伝わってこないの。
僕は行った時にこう、今まで思いこみとかで見えないのが見えた気になってた。
そういうのが思いこみのレベルよりもっと上のレベルで本当に感じちゃうの。
そういうのにふれちゃうと、もうどうしようもない。
実際にリアルに経験しちゃうともっと知りたくなっちゃうのね。

−:それでは最後になりますがちゃClubの会員の人に何か言いたいことは?

文:えーとね、みんなきれいな格好になって将来をよくしていってほしいですね。
いい音楽を聞くということも大切ですね。
やっぱりきれいな心なんですよね。

−:それは Killing Time を聞いていてだいじょうぶでしょうか(笑)?

文:だいじょうぶです。それは僕がだいじょうぶにします。

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