Killing Time / Ink Stick 六本木 Club 1984/06/17

1st Set   01. 収容所 (One for Each Sentiment)         
02. Salon (Upon Hearing)
03. 逆瀬川手配
04. improvisation
05. 8687
06. Super Sequential Wars
07. improvisation
08. ミニ丸手配
09. Peru
10. 日没

2nd Set      01. ミニ丸手配          
02. Salon (Upon Hearing)
03. ピチカート (かたたたき、老人たちの夢)
04. Sebo Murchose
05. 8687
06. Bob
07. ゆっくりさん (Limbo's Dance)
08. Peru
09. 日没

Encore      01. 収容所        

推定メンバー:
板倉文 : guitars
清水一登 : keyboards, marimba、sax, clarinet
Ma*To : tabla, percussions, etc.
斎藤ネコ : violin
渡辺等? : bass, cello, guitar
矢壁篤信? : drums, percussions

この時期斎藤ネコ氏の加入で、既にバンドとしての体裁は整っている。
荒削りな感じはするが既にキリング・タイムの世界は確立していると言える。

収容所はまだ後半のクライマックスは演奏されていない。
うねるようなフレットレスベースの音が暗く重たい感じを良く出している。
Salon はラテン系のノリがなく、本当にヨーロッパのサロンミュージック風。
Super Sequential Wars という曲は定律的なタブラに乗せて、ギコギコいうヴァイオリンとチェロが上昇下降を繰り返し、更に中近東かどこかを思わせるクラリネットの音階が絡んでくれば、これはもう Third Ear Band の世界。
第1部の Peru では中間部で珍しくキーボードがリードをとらず、2本のギターが駆け抜ける感じ。
84年に既に Bob がステージにかけられていたのは驚き。
まだまだ各パートの繋ぎなど充分に練られてはいないが、
既にあの Zappa もビックリという感じは出来上がっている。
(どうもこの曲ドラムが入っているようだが、果たして?)

同じ曲でも1部と2部とでは少しずつアレンジが変えてあるのは心憎い。

Back to Live Data   ライブの記録に戻る
Go to Killing Time Index (Japanese) キリング・タイムのページ(日本語)に戻る
Go to Killing Time Index (English) キリング・タイムのページ(英語)に戻る
Back to Home ホームページに戻る