last update: Jan. 30 1999

Let’s Note commで WARP!のページ


パナソニックの Let’s Note comm (CF-C33J8: MMX Pentium 233MHz) にOS/2 WARPをインストールする方法です. ただし, 私自身はこの方法でインストールしたわけではないので (旧Let’s Noteのドライブイメージを移しただけ ^^;) , この方法での実績はありません. まあ大丈夫のはずですが.
ほとんどはLet’s Noteの場合と同じなので, 注意すべき部分だけ説明します.

不要なドライバを外す

なぜかインストールディスケットをそのまま使うと途中で止まってしまう場合があります. 詳しくはわかりませんが, 使っていないドライバのいずれかが悪さをしているようです. そこで, 使いそうにないドライバはすべて CONFIG.SYS から削除してしまいます.
具体的には, ifs=cdfs.ifs /q 以降の BASEDEV 文はほとんど削除可能です. PCMCIA関係と, 自分の使うSCSIカードやCD−ROM関係のドライバを残して, すべて削除してしまっていいでしょう.

PCMCIAスロットを有効にする

PCMCIAスロットを有効にするために, 新しいPCカードサポートソフトウェア が必要です.Let’s Note commのPCMCIAコントローラはTIのPCI-1251なのですが, OS/2 Magazine No.28のCD−ROMに入っているドライバ (SS2PCIC2.SYS. PCI-1250には対応してるらしい) では動かないようです.
インストール用ディスケットの作成の後, PCカードドライバを新しいものに入れかえます. 上記ファイル (LHA形式の自己解凍ファイル) 内のIBM2SS14.SYSをインストール用ディスケットに上書きコピーし, CONFIG.SYSの BASEDEV=IBM2SSxx.SYSBASEDEV=IBM2SS14.SYS に書き換えます.
第1段階のインストールでは, PCカードサポートを 'Intel PCIC' でインストールし, その後 CONFIG.SYSの BASEDEV=SS2PCIC1.SYSBASEDEV=IBM2SS14.SYS に書き換えます. また, インストール用ディスケットの IBM2SS14.SYS を \OS2\BOOT にコピーしておきます.
未確認ですが, OS/2 Device Driver Pak Online 日本語版 や OS/2 World のCDで入手できる新しいインストールディスケット作成プログラムでは, モデルの指定で 'TI PCIC' を選択すれば上記の作業はいらないかもしれません.

HDDのバスマスター転送を有効にする

CONFIG.SYSの BASEDEV=IBM1S506.ADD の行に /A:0 /BM を追加します (必要ないのかもしれませんがませんが ^^;) .

キーボードのWindowsキーを有効にする

未確認ですが, OS/2 Magazine No.27 で紹介されたドライバを使用することにより, タスクリストの表示や WarpCenter の呼び出しができるようになるようです.

USBポートを有効にする

未確認ですが, OS/2 Device Driver Pak Online で公開されてるUSBのドライバが使用できると思われます.
99年1月30日現在, キーボード, マウス, モデムなどのドライバがあります.

内蔵モデムは?

内蔵モデムは Lucent Technologies の WinModem (LT Modemと呼ばれる事が多いようです) らしいのですが, ThinkPad などの LT Modem 用ドライバなどをいろいろ試しても認識できませんでした.
ということで, 今のところ使用できません. (T_T)

その他

タッチパッドは特にドライバを追加しなくても使用できます (スクロール機能などは使用できませんが) . ちなみに私のところでは, OS/2 Device Driver Pak Online にあるスクロールポイントマウス用のドライバを使ったら, スクロール機能が有効にならないばかりか, サスペンドからの復帰時にトラップするようになってしまいました (標準のドライバではトラップしません) .
Cモデルに付属するCCDカメラは使用できません (ドライバがないため) .
Kモデルに付属する携帯電話アダプタについては不明です (PCMCIAモデムとして使えるかも?) .



このページの作者は αρκ <ark@dan.wind.ne.jp> です