真空管試験機 AVO CT-160A  較正
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-CT-160のマニアルに準拠して修理・調整・較正致しました-  

 実施・2009.03.15 更新・2010.01.13
・・・160A(依頼品)はオランダ軍用としてAVO社が製造したもので、当時は原則として英国には存在しなかったそうです。
また、同社はこのマシンについての情報を決して公開しなかったとのこと・・・下記は二台共ベルギーからの輸入品・
・・

・・・160A160相違点・・・

160AのGバイアスは、-80Vまで延長(160は-40Vまで)。外付のソケットアダプター(160A/1)を接続可能。
X1:0-minus40v
X2:0-minus80v
外付けアダプター用ソケット 160Aと外付けソケットADP 160A/1
160A/1の詳細は不明です
Rectifiers for G & SG Si.diodes Rectifiers:6AL5 x 2
Vg 1:右よりの上部半固定R:Eg.0-minus40v・調整用
Vg 2:その下部の半固定R:Eg.0-minus80v・調整用/
最下部の半固定R:適正電源電圧指示・調整用
////
CT160較正ページを参照してください。



  * 較正項目 使用機器
  • ヒータ電圧の測定(省略・)
  • P、SG電圧の測定(省略・)
  • グリッド電圧の測定調整
  • mA/Vコントロールの測定調整
  • 電源電圧set指示値の確認
  • プレート電流値の確認
  • 保護用リレーの調整
  • GAS電流値の確認
  • 電極間抵抗値の確認
  • その他
  • 整流管測定時の保護用リレーの動作
  • 6L6の測定
デジボル:(高入力抵抗)・SANWA/RD701・MASTECK MAS-344:
オシロスコープ:KIKUSUI5520:
電源.電圧:AC:110V・・下記、各測定値についての電源電圧は110±0.3Vの設定で計測。
2台のCT160A・調整の各測定値は以下の通りです・・
測定値 A・・Serial Nr12xx・・・
測定値 B・・Serial Nr
36xx・・・

ヒーター電圧AC測定。(ソケットパネル上のH+とH-端子間電圧)
○プレート電圧、SG電圧のAC測定・(ソケットパネル上の(A-C),(S-C)間端子電圧)
上記の測定値は省略します。なお、CT160の測定値はHOME の較正を参照願います。

○グリッド電圧の測定調整
各種真空管の測定においては、真空管規格表のGバイアスの値を目盛盤上の数値に適合させる
@「CIR.SELECTOR」をTEST,「ELE.SELECTOR」をA1,グリッド目盛を40に設定、グリッド電圧設定用可変抵抗の両端子電圧をX1側の時に 20.8V、X2の時に41.6VになるようにVg 1及びVg 2を調整。

Aその後、パネルのG-C間電圧を測定、目盛り・基準電圧・測定値は下記のとおり。

/ 基準電圧 X1-A X1-B X2-A(X1-Aの2倍)) X2-B(X1-Bの2倍)
目盛・0v 0 0 0 0 0
目盛・4v 2.1 1.85 1.96 3.74 3.94
目盛・5v 2.6 2.36 2.54 4.93 5.10
目盛・13v 6.75 6.2 6.67 13.08 13.39
目盛・15v 7.8 7.4 7.84 15.52 15.78
目盛・40v 20.8 19.62 20.85 39.0 39.61
目盛4と13における電圧のズレを目盛板上の三本のネジを緩め目盛板をスライドして合せた。規格の±5%以内からは少し外れた。

○SET mA/V コントロール電圧の測定調整
・R5・の両端の電圧を下記の各目盛で計測。サーキットコントロールはTESTの位置。基準値の±3%以内が許容範囲となる。

/ 基準値 A(調整後) B(調整後) 調整前
目盛・2 260mv(±3%) 263.0mv 263mv A:220/B:277
目盛・5 105mv(±3%) 105.1mv 104.8mv A:87.7/B:108.2
目盛・10 52.5mv(±3%) 52.1mv 53.2mv A:36.1/B:57.5
この電圧のリニアリテイーはRV3(巻線型可変抵抗器)の機械的精度に依存しているが、両機とも極めて良好。
R5については、
CT160の較正のページをご参照ください。

○電源電圧SET指示値の確認調整。指定電源電圧・110V ・・各測定時(110±0.5V)・・50Hz

「CIR.SELCTOR」をSET,「ELE.SELECTOR」をA1にセットし、、RV2(グリッド電圧可変用VR)両端の電圧を測定する。指示値は47V。
この時、メーターは「〜」のゾーンに入っていることを確認する。ズレがあればはVgx2の下部にある半固定Rでゾーンの中央に調整。

○プレート電流値の確認。

100mAの電流容量をもつ6146でテスト。A1リンクを開き、電流計を接続する。電流設定は100mA (90+10mA) とし、その時の電流計は100mA x 0.5±5%であることを確認。

SN.12** SN.36**

○保護用リレーの調整。
 1.ソケットパネル上のA1とCをアノード電圧100vの設定でショートする。
  2.スクリーン電圧60vでS-C間の上記ショートテストを行う。
両機ともAC一次側の遮断リレーを調整した結果、上記のテストによってリレーが作動して断絶音がするか,或いは電源が切れることを確認(切れた場合の復帰には
メインSWをoff-on)。この時オスラムの赤色ピグミーランプ点灯する筈だが、未確認。

○GAS電流値の較正
グリッドコントロールを40V(X2)にセット。G-C間に680kΩを接続する。「SIR.SELECTOR」を"GAS"に合わせた時にメーターのフルスケール±20%を確認

SN.12xx:FS85%
SN.36xx:FS82%

○電極間抵抗値の確認
下記の表に従って1MΩ±1%の抵抗をソケットパネル面のそれぞれの端子に接続し、その時のメーターの読みが1MΩ±10%であることをチェック。

SIR.
SEL
.
ELEC.
SEL.
接続位置 結果
A/R A1 A1端子。S, H-, C, A2, G. 両機ともすべて1MΩ±10%確認。
S/R A1 S端子。H-, C, G. 両機ともすべて1MΩ±10%確認。
C.H/R A1 C, H-, H+ 端子。A1, A2, S, G. 両機ともすべて1MΩ±10%確認。
C/H C/H C端子。H+, H-. 両機ともすべて1MΩ±10%確認。
Note:C.H/RとC/Hの位置でH+とH-間のヒーター電圧をチェックする。両機とも確認済

その他

○整流管測定時の保護用リレーの動作

水銀整流管・83・を挿入、プレート電流120mAの設定において、極めて軽い音で動作を始める程度で過度に作動しないことを両機について確認。



○一本6L6GAY(SYLVANIA)mA/V 両機測定・・

基準値:5.2( x1000=Gm)///設定:Ep=400v/Esg=250v/Ip=54mA
SN.12xx SN.36xx
mA/V=approx5.3... mA/V=approx5.1...

○グリッド電圧の切り替え・・

X.1.→0〜-40V まで・・・・X.2.→0〜-80Vまで・・・


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