久しぶりの単独行で出かける。前日までどこへ行くかと迷っていたが、一度も行ったことのない茅ヶ岳にする。
　６時に出発する予定だったが用意などしていて少し遅れて出発する。途中混むところもなく登山口まで着く。車がたくさん止めてある。人気の矢田と言うことが伺える。韮崎インターからすぐであるので、東京方面からの便も良いのであろう。
　身支度をして出発する。途中までは元車道だった広い道を進む。沢なりに登っていくと岩場に突き当たる。ここが女岩だ。岩の割れ目から清水が滴っている。水源地の表示あり。なかなか良い水のようだ。
　女岩を巻いて登っていくと稜線にでる。向こう側の眼下にビニールハウスの畑が多く見える。早生のブドウでも作っているのだろうか。
　稜線を少し登ると深田久弥終焉の地の碑が立っている。ここよりすぐに頂上にでる。頂上にはすごく多くの人が休んでいる。廻りを見渡すと奥秩父、八ヶ岳、南アルプス、富士山などが見える。空気が澄んでいないので今ひとつの展望である。昼を食べて下山に移る。
　帰りは尾根道をとおる。尾根道は防火帯として広く茅が刈ってある道をぐんぐん下っていく。眺めが大変良い。登ってきた沢道よりもこちらの方が気持ちがよい。新しい林道に出て元の来た道に出て登山口に着いた。
　登山口の近くに「深田公園」があり、碑が立っている。碑には「百の頂に百の喜びあり」とある。
　帰りに韮崎温泉ゆーぶるというところに寄る。市外者は1,000円ということで高すぎるのでお奨めできない。中は露天風呂も一応あり設備はよい。
八ヶ岳高原で野菜を買って帰る。