2004年

       朝日連峰

【メンバー】若田部、石井、多胡、国友
【日程】平成16年7月29日〜31日
【山域】朝日連峰
【山名】以東岳、西朝日岳、大朝日岳、小朝日岳
【ルート】29日 前橋(5:00)-日暮沢(10:25-11:00)-水場(12:45)-清太岩山(13:50)-竜門小屋(15:30)
30日 竜門小屋(5:00)-南寒江山(5:40)-北寒江山(6:20)-中先峰池(7:20)-松虫岩(8:10)-以東岳(8:40-9:40)-中先峰池(10:30)-狐穴小屋(11:10)-寒江山(12:30)-竜門小屋(13:40)
31日 竜門小屋(4:20)-西朝日岳(5:30)-金玉水(6:35)-大朝日小屋(6:55)-大朝日岳(7:05)-大朝日小屋(7:20)-銀玉水(7:50)-小朝日岳(8:50)-古寺山(9:30)-三沢清水(9:50-10:30)-日暮沢(13:00)
【天候】29日曇り 30日晴れ 31日快晴
【地図】昭文社エアリアマップ「朝日連峰」
 高速道路をとばして月山ICから日暮沢に向かう。30分ほどで到着する。昼食を済ませてから歩き出す。食料、シュラフ等有るのでいつもより重い。最初は急登である。この日は曇りで炎天下よりはずいぶん良いのだが、とにかく暑い。休むたびに飲み物が消費する。途中の水場でも補給する。
 清太岩山からは樹林帯が終わり眺めが良くなる。風当たりが良くなり気持ちいい。右手に竜門小屋は見えるが道は上に向かっている。竜門山直下まで登ってから小屋に向かうルートである。最後の力を振り絞って登り切り今度は小屋に向けて下りて行く。しばらく下ってやっとの事で小屋に到着する。
 この日の泊まりは8人くらい余裕でした。水場は小屋の近くに引いてきてあるのでそこでビールを冷やしてさっそく乾杯。夕食は炊き込みご飯と豚汁でです。
 外に出てみると正面に鳥海山、月山があった。
 2日目は竜門小屋を5時に出る。遙か遠い以東岳を目指す。とにかく道にかかっている草の朝露が多く、すぐにズボンがびしょぬれになる。南寒江岳、北寒江岳と休んでいくと狐穴小屋につく。水を補給していると、小屋番の人が話しかけてくる。この人は実は竜門小屋の管理人さんで昨晩は狐穴小屋に泊まったらしい。
 さらに進んで行くがここから以東岳の間がなだらかな稜線でお花畑一杯の道である。随所で写真を撮ったりして楽しみながら登って行く。
 ついに以東岳に到着する。空荷で楽だったけれど、とにかく距離があった。来た道を見ると竜門小屋は遙か彼方である。以東岳からは下を見下ろすと大鳥池が見える。熊の皮の形に見える。尾根には以東小屋が見える。
 しばらく休んでから、帰りに向かう。来たときに休んだ池塘のところだとか狐穴小屋とかで休んだりして、花の写真を撮ったりして、稜線歩きを楽しむ。小屋の手前で雪渓が残っていたのでビールを冷やすために雪をビニール袋に入れて持ち帰る。
 この日の小屋は20人くらいの泊まりで2階もほぼ埋まりました。夕食を食べて寝付くがなかなか眠れず。月は満月のようだ。小屋の中に差し込んでくる。鳥海山、月山は雲もなくくっきり見えて明日の快晴を予感させてくれるものがある。
 3日目は大朝日岳を登るルートを取ることにする。早くに小屋を立って涼しいうちに大朝日岳の登りを済ませてしまいたい。
 西朝日岳に到着する。稜線に朝日が当たってきれいだ。竜門小屋からずっと遙か彼方に見える以東岳まで稜線が続いている。昨日はよくあそこまで行って来たものだと思う。
 金玉水に向かって下り、大朝日小屋に向けて登る。小屋の所にザックを置くと空荷で大朝日岳に向かう。大朝日岳はさすがに主峰である360度の展望である。飯豊連峰が意外と近くにあるのに驚く。梅花皮沢の雪渓がよく見える。南には米沢の盆地が見えてその先は吾妻連峰である。
 大朝日小屋まで下りると今度は小朝日岳に向かう。下から登ってくる人に行き会うようになる。鳥原小屋あるいは古寺鉱泉あたりから登ってきた人か。
 快晴の天気もあり、もうだいぶ暑くなってきたが最後の力を振り絞って小朝日岳の登りに向かう。小朝日岳の頂上に到着する。今下ってきた大朝日岳の展望が素晴らしい。
 あとは惰性で下りるだけだ。登っただけは下りなくてはならない。これが一番つらいところだ。最後は沢の音が聞こえやっと平坦地に出る。いつの間にか林道に出る。日陰を拾いながら歩いていくと、車のある日暮沢に到着した。帰りは大井沢温泉によって帰った。
アオノツガザクラ
イブキジャコウソウ
コゴメグサ
シシウド
シナノキンバイ
タカネナデシコ、エゾシオガマ
ツルリンドウ
ハクサンイチゲ
ハクサンシャクナゲ
マツムシソウ
ミヤマウスユキソウ
ミヤマシシウド
ミヤマホタルイ
ミヤマリンドウ
ヨツバシオガマ
サワグルミ
ブナ