妙義といえば紅葉のメッカということで紅葉を期待して裏妙義に行って来まし
た。ところが裏妙義も紅葉はいまいちでした。今年は紅葉は何処もだめなようで
す。
【メンバー】単独
【日程】平成9年10月25日(土)
【山域】西上州
【山名】丁須岩(1030m)
【ルート】国民宿舎駐車場(7:35)-木戸(8:25-30)-丁須岩(9:15-25)-烏帽子岩下
(10:15-25)-大遠見峠(10:55-11:00)-谷急沢出合(12:00-12:15)-国民宿舎駐
車場
【天候】快晴
【地図】国土地理院1/25000地形図(松井田、南軽井沢)
コースは裏妙義でも最も一般的な丁須岩から三方境までの縦走です。この日は
快晴でしたが、周りの山は見えないような天気でした。稜線上はすでに紅葉を通
り越し葉が散り始めていました。丁須岩、赤岩下、烏帽子岩までは岩山である。
クサリが整備されているので、これによくつかっまって行けば問題ない。烏帽子
岩を過ぎ杉山を下ればすぐに三方境に着く。ここより左に折れて下れば国民宿舎
に着くはずである。
2万5千分の一地形図ではこの先に別の道があり妙義スーパー林道に下る道が
あるので、こちらをおりることとする。少し進むと道標があり大遠見峠とある。
左に折れ下れば林道におりられるはずである。ところがこの道下りだしてわかっ
たのですが今はほとんど使われていない道でした。それでも道形はわかるのでな
おも下っていきました。するとしばらくすると沢におりてしまいました。ここに
は古い道標があり、一応かつては登山道として使われたようです。後で調べたの
ですが、この沢は谷急沢そして道は女道というようでした。
沢を下りだしたのですが、道は有りません。それでも滝の所に来ると必ず巻き
道がありましたので、かつては道があったようです。それとも釣り人が通る道な
のでしょうか。沢の中には大型動物の足跡があるのでちょっと心細いです。熊に
でも出くわさないか先の方を注意しながらどんどん沢を下っていきます。ほとん
どもう林道についてもいいくらいかなといったところで、前方のやぶの中で人が
歩いているのを発見した。やっと登山道に出たかと一安心する。
この人と話をして、道標のことなど教えてやると、この人は「いえ私は山に登
るわけではなくこの辺を散策しているだけなんです。」との答え、とはいえやぶ
こぎをしていた訳なので変わった人もいるもんだと思う。とにかく人にあったの
で下れるあてもできたので、昼飯とする。昼を食べて少し沢を下ると堰堤の上に
出た。堰堤の右岸を登ると無事林道に出ました。あとは国民宿舎までぶらぶら歩
き帰路に就きました。
|