2002年

旧中山道、碓氷峠
【メンバー】妻と二人
【日程】平成14年4月20日
【山域】旧中山道
【ルート】峠の湯(9:15)-四阿(10:15)-碓氷峠(12:40)
【天候】曇り
【地図】国土地理院1/25,000地形図「軽井沢」

 朝になってから旧中山道を歩くことに決める。しかも途中までの予定で出かける。峠の湯に車を止めて、アプト道を少し行くとすぐに旧道をくぐる所がある。ここから旧道に出て少し歩くと、旧中山道の登山口となる。なおコースは安中市で毎年開催されている「安政の遠足マラソン」のコースになっているので始終標識には事欠かない。
 登り初めてすぐに中山道の最大の難所である急登になる。しばらく登ると石がごろごろしているところに出る。ここが刎石である。登り切ったところでここからは平坦な尾根道となる。新しい四阿で一休みとする。
 平坦な尾根道を歩いて行くが、いかにも旧中山道といった趣の杉林とか、新緑のちょうどいよい広葉樹林とかが交互に現れて楽しませてくれる。二回目に休んで昼を食べてから碓氷峠、熊野神社まで登り切ることに決める。
 
少しして道はどんどん広くなり、車道になる。車道は荒れ果てているが昔は車も通った面影が見られる。さらに登って行くと歩道が分かれるところに出て、これは歩道の方に進む。大きな沢を渡ると最後の登りにかかり、一休みの後歩き出すとすぐに車道に出て、碓氷峠に到着する。
 とりあえず熊野神社に詣でて、バス停に行くと1時間待ちである。展望台まで行き30分ほどスケッチを楽しむとバス停に戻るが、寒いので茶店に入って甘酒をいただく。
 バスに乗り、旧軽井沢まで下る。ここでバスを降り、すごい人混みに飲み込まれて歩き、20分ほどで軽井沢駅に至る。1時間以上待って横川行きのバスに乗り、横川駅からはタクシーで峠の湯にたどり着いた。
 予定より大幅な行程となったが、楽しい山行と旅行ができた。今度は逆コースも行ってみたい。