2003年

        仙人ヶ岳

【メンバー】妻と二人
【日程】平成15年3月16日
【山域】安蘇山地
【山名】仙人ヶ岳
【ルート】ホタルの里-仙人ヶ岳ー猪子峠
【天候】晴れ
 ホタルの里付近に路上駐車する。仙人ヶ岳を登る会で集団登山をしているらしくて、付近は車で埋まってる。
 登山口からは沢筋をひたすら登って行くよなルートである。この日は暖かくもう春が来たような天候であった。しかし芽吹きには少し早いようである。途中生満不動というところがあり、小さな小屋の中に社が祭ってある。
 なおも沢筋を登って行くと次第に急坂になってきて右に道が曲がると尾根の上に到着する。ここが熊の分岐である。
 それから少し登ったところが仙人ヶ岳の頂上であった。天気は良いものの春霞のような天気で周囲の展望は今一である。尾根上のような広い頂上を端までいってみてちょうど中間のたるんだあたりの平らなところで昼食とする。
 昼を食べ終わると下りは尾根コースをとることにした。熊の分岐からはそのまま尾根を進み猪子峠の方に進む。アップダウンのある尾根である。途中犬返しという鎖場がある。10mくらいの岩場の下りである。
 最後にやや右に向いたかと思ったら大きな下りとなる。植生も変わり杉林となる。やっと猪子峠に到着する。峠には巨木が数本ありその根元に石宮がある。妻が脇の方を覗いてみると、文化○○年とある。江戸時代後期である。峠道の安全を祈願して設置したもであろうか。当時は峠道が重要な交通の要所であったのだろう。
 猪子峠からは右に折れてホタルの里に向けて下って行く。手入れの行き届かない杉山の道である。少し歩くとすぐに車道に出る。車道を歩いてホタルの里まで帰り、山行を終了した。