2009

                      蕨山

【日程】平成21年4月14日
【山域】奥武蔵
【山名】蕨山
【コース】川又(9:05)-見晴(9:35)-金比羅神社跡-林道(10:25)-大ヨケノ頭-藤棚山(11:20)-蕨山(11:50)-藤棚山-大ヨケノ頭-林道-金比羅神社跡-見晴-名栗湖-川又(14:35)
【天候】曇り一時雨
 蕨山を川又から登るコースはなだらかな尾根道だ。したがって距離は7kmと長いものの苦労することなく頂上に達する。
 登山口に広い駐車場がある。下山後の温泉(さわらびの湯800円)もあるので都合がよい。
 尾根に出るまでは杉山の道を登る。尾根道に出ると見晴というところをとおる。木々の隙間から名栗湖や対岸の棒ノ折山が望める。金比羅神社跡からはなだらかな尾根道となる。針葉樹林と広葉樹林が約半々だ。
 気持ちの良い尾根道を進んで行くとなぜか林道が尾根を横断している。そこに車が一台。林道を越えて行くとやせ尾根になり、今回の目的の一つであるアカヤシオの群生地に着く。そこへ先の方から女性4人がやってくる。登山の恰好ではないので先ほどの車の主らしい。目的はやはりここに咲いているアカヤシオだ。林道を通ってピンポイントでここにやってきたのだ。
 さて、アカヤシオだが少し遅いようだ、花びらが散っている。それでも写真を撮るものはある。こういう時200mmの望遠はよい。離れていても画面一杯に撮れる。
後は岩場にミツバツツジがある。こちらは満開である。
 やせ尾根が終わると大ヨケノ頭に付く。771mとある。蕨山までは半分以上の行程を来たが先は長いと感じる。
 尾根道を進むと藤棚山920mに着く。蕨山までもう一息だ。
 尾根道が急に勾配を増す。蕨山の最後の登りにかかったのだ。それを登り切ると蕨山の頂上だ。
 頂上にはアカヤシオが咲いていたが半分はつぼみでまだ早かった。
 下りは来た道を戻る。急なところは最初だけで後はなだらかな尾根道だ。林道を渡るところで休んでいると、蕨山方面から一人来る。今はやりのトレイルランナーだ。あっという間に通り過ぎる。川又の方面を聞かれたので、教える。
 その後に出発。金比羅山跡をすぎて見晴まで来ると、尾根の北側に歩道があるので、もしかしたら名栗湖の方へ直接下りられるかと思い行ってみると、金網の柵が張り巡らせてあり木製の扉が付いている。どうやらそこをとおって名栗湖の方へ下りられそうだ。
 歩道をどんどん下りて行くと木製のテラスが設置してある。見晴台だ。そこへ立ってみると確かに名栗湖と対岸の棒ノ折山などが見渡せる。
 そこから下は切り開いてあり苗木を植えたようだ。再び木製の扉に到着する。外に出ると車道に出る。あとは車道を下って行くと車の置いてある駐車場にすぐに着いた。
 さわらびの湯に入り帰路についた。