1998年

鳥甲山

 前日の土曜日は雨が上がり晴れてきたので日曜日はまず晴れるだろうという予想で急きょ山に行くことにしました。

【メンバー】単独
【日程】平成10年10月25日(日)
【山域】上信越
【山名】鳥甲山(2037m)
【ルート】家(2:30)-切明登山口(6:20)-頂上(9:35-10:00)-屋敷登山口(12:15)-切明登山口(1:35)
【天候】雨時々曇り
【地図】昭文社エリアマップ「」

 平家の落人の亡霊の恐怖におびえながら、真っ暗な道をひたすら秋山郷めざしてくる。道標の感じからするともう切明についても良さそうだともうが、なかなか着かない。眠くてしょうがないのでテニスコートのある駐車場で一休みすると空が白んでくる。再び走り始めるとなんと先ほどと同じ建設機械とトラックがあるではないか、リングワンデリングしてしまったようだ。でもそのおかげで曲がるところの見当が付き、今度は無事に切明に着く。
 登り初めてすぐに雨がぱらつき始める。合羽を着てひたすら登る。途中の道は切り立ったところを数多く通り、下を見ると怖い。ガスっているので下は見えないが、見えたとしても怖いだろう。雨なので途中1回だけ休んで頂上に到着する。5人ほど先着者が居た。
 頂上でビールで乾杯しラーメンを食べて下山に掛かる。下山路は屋敷側に降りる。ガイドブックでは見晴らしの良い尾根とか書いてあるが、天気が悪くまるで見えない。代わりに雨でぐちゃぐちゃの道を滑るのに気を付けながらひたすら下る。途中1回休んで屋敷に到着する。下界は晴れているところもある。振り返ってみれば山上はまだガスの中だ。
 切明まで林道歩きを楽しむ。下山してからぶらぶら林道を歩くのは楽しいものだ、上では紅葉を楽しむ余裕はなかったが、この林道歩きで紅葉を楽しむことができた。それでもいい加減林道歩きがいやになった頃、やっと切明登山口に到着した。
 車ですぐ近くの切明温泉雄川閣に行く。300円。露天風呂もあるようだったが、時間の関係でパス。帰路に就きまし
た。

98torikabuto1.jpg (13268 バイト)登ってきた稜線
98torikabuto2.jpg (28208 バイト)頂上