2004
威守松山
【メンバー】山本、石井、多胡 【日程】平成16年10月23日 【山域】上信越 【山名】威守松山 【ルート】ゲート(10:10)-威守松山(11:45) 【天候】曇り |
大源太山を目指して快晴の前橋を出る。しかし県境に近づくと山は曇っている。もしかしてとの不安が的中してトンネルをぬけると新潟側は雨だった。越後湯沢で高速を下りて大源太山の登り口に着いたがむなしく雨は降ったままだった。 仕方がないのでとりあえず山小屋に行くことにする。山小屋で少し休んでいると雨もやんできたのでかねての懸案であった威守松山に登ることにする。 ゲートの所に車を置いて歩き出す。最初は林道歩きで次に送電線路らしい道に入る。尾根に至るまでは送電線に沿って道は進む。鉄塔の下を通り尾根に着いたところで送電線路を離れ右に折れる道がある。 この道を進むと刈り払いしてある道は左斜面に下りていってしまう。仕方がないので尾根に沿った藪道を進む。道らしいものはあるので間違ってはいないようだ。途中からとんでもない急斜面となる。灌木につかまりながら登って行く。周りのミズナラには熊の爪痕がほとんどの木にあり、獣臭いにおいが漂っているので、鈴を鳴らしながら行く。 最後にシャクナゲ帯を越えると頂上に着いた。雲っていて周囲は見えないが遮るものがないので天気がよい日には眺めも良いだろう。しかし再びこの山を訪れるかははなはだ疑問である。来るとしたら残雪の山か。 無事昼食にありついてから来た道を慎重にかつ走り下りるように下った。早い下山となったので車で越後湯沢の駒子の湯に行った。とても良い湯だった。さらにホームセンターにより薪ストーブの下見をしてから早めに群馬にたどり着くことができた。 その夕方5時56分頃に新潟中部地震が起こった。早く帰路に就いたおかげで間一髪無事帰り着くことができたのだった。 |