2003
杁差岳
【メンバー】石井、多胡、国友、戸谷 【日程】平成15年8月1日〜2日 【山域】飯豊連峰 【山名】杁差岳 【ルート】8月1日 渋川(5:30)-胎内ヒュッテ(8:25)-足の松尾根取付(9:50)-大石山(13:05)-鉾立峰(13:55)-杁差小屋(14:40) 8月2日 杁差小屋(5:30)-大石山(6:35)-1095(7:05)-滝見場(7:55)-足の尾根取付(9:20)-胎内ヒュッテ(10:15) 【天候】晴れ 【地図】昭文社エアリアマップ「飯豊山」 |
高速道路が中条まで延びているので、すぐに胎内川の流域に入ることができる。胎内ヒュッテまでは舗装道路の良い道である。工事をしているらしく、作業員の方が朝の朝礼をしている。ゲートがありここから歩きだが、舗装道路はまだまだ続く。途中からやっと砂利道になり、足の松尾根取付に着く。 いきなりの急登で狭い尾根を登って行く。速いペースで登って行くのでこの一本でかなり消耗する。急登を登りきったところで眺めの良いところに出る。看板では姫子の峰とある。すぐに狭い岩場を通る。 |
すれ違った人から滝見場の手前の木に穴がありスズメバチが出入りしているとの情報があったので注意して行くが気が付かずに通過する。水場を過ぎると樹林帯の急登にかかる。そこを過ぎると眺めの良い所に出るが、そこが1095の点であったらしい。知らずに過ぎてかなり上の尾根上で1095と思い昼食とする。 昼食をあとコースタイムでは1時間40分と思い登って行くと25分で大石山に到着した。1095と思っていたのがかなり上だったのだ。 |
最後の力を絞って鉾立峰に登り返す。しばらく休んでえぶり差小屋にやっとの事でたどり着いた。雪渓がすぐ下にあるので水をくみ、ビールを雪渓で冷やして頂上に向かう。 |
頂上は眺めがよいが日本海川は見えなかった。ビールで乾杯。最高のうまさだ。小屋がすぐ近くなのでゆっくり過ごす。 |
小屋に帰って夕食とする。今日の泊まりは15人くらい。我々は2階に上がる。 |
夕食を食べてから再び頂上に行く。まだ明るかったが、しばらく居ると暗くなりだした。ヘッドランプをつけて小屋に戻る。 |
翌日は縦走の人たちは5時前に出て行く。隣に居た2名の女性も今日は御西小屋まで行くと行って出かけた。全く丈夫だ。我々は下るだけなので、5時半に出発する。 |
途中滝見場のところで休んでいると、下の方から騒ぐ声が聞こえる。スズメバチを発見したようだ。下っていくと5人くらいの男のパーティが騒いでいる。ようやくそのパーティも登っていったが蜂を怒らせたらしく。追っていてそのパーティの男を刺した。再び「刺された。いたいいたい。」と騒いでいる。 我々も今度は蜂の穴を発見する。静かに下りて通過する。それにしても今日は土曜日なので下からどんどん登ってくる。小屋は込み合うだろう。また軽装の日帰り組も多い。 |
やっとの事で林道まで下りて舗装道路を1時間も歩かされて車に到着する。あとは胎内パークホテルで温泉は入りさっぱりして帰路に就いた。 |