2005年

     烏帽子岳、湯の丸山

【日程】平成17年8月14日
【山域】湯の丸高原
【山名】烏帽子岳、湯の丸山
【ルート】地蔵峠(10:00)-分岐(11:00)-烏帽子岳(11:40-12:00)-分岐(12:30)-湯の丸山(13:10-13:40)-地蔵峠(14:20)
【天候】晴れ
【地図】昭文社エアリアマップ「軽井沢・浅間」

 湯の丸山と言えばやはりレンゲツツジである。その季節には最も人出が多くなる。また、登山口の地蔵峠がすでに1700mあり夏の高原散歩には最適といえる。登山コースは地蔵峠から湯の丸山、烏帽子岳、キャンプ場と回るのが一般的である。しかし今回、逆回りのキャンプ場からの周回とした。
 地蔵峠の広い駐車場も8割の入りである。湯の丸高峰林道は今日は一般車通行止めとあって、シャトルバスが客を呼んでいる。私は身繕いをするとキャンプ場に向けて出発する。
 いきなり林道沿いにハクサンフウロなどの高山植物を発見。さすが湯の丸高原である。次々に数種類を発見して写真に収める。キャンプ場の端に臼窪湿原なる小さな湿原を発見。さっそく足を運んでみる。木道の周回コースが設置されていて、一面の花盛りである。コオニユリ、ノアザミなど数種類に及ぶ。
 登山コースに戻り唐松林をぬけると再び高山植物に多く巡り会うことができる。ヤナギラン、クガイソウなどである。
 分岐で一休みすると烏帽子岳への登りとなる。いくつか道が折れると尾根に出る。そこを右に曲がりと尾根道を進み一つ小ピークを乗越て行くと烏帽子岳の頂上にでた。
 視界中程度であり近くの山は見えるが八ヶ岳などは見えない。昼食を食べると今度は正面の湯の丸山を目指す。山肌に真っ直ぐ登る登路が見える。きつそうだ。
 分岐まで戻ると先ほど見えた頂上まで真っ直ぐな登路を登って行く。反対側から見たほど真っ直ぐではなかったが急登である。しかも後から太陽に照らされる。
 やっとの事で湯の丸山の丸い頂上に到着する。時計を見るとまだ分岐から30分である。嘘みたい。かなり疲れた。湯の丸山の丸い頂上の向こうの方に寝転がって昼寝をしている人がいる。そこでこちらもまねして昼寝をすることにする。
 30分昼寝をすると復活した。あとはゆっくり下るのみである。しかし逆コースから家族連れが結構登ってくる。今から登るのは少し遅いんじゃないのと思いながら下って行く。じきに地蔵峠に帰り着き観光客の人混みに紛れ、それから逃れて帰路に就いた。
ハクサンフウロ
コオニユリ
マルバタケブキ
オミナエシ
ゴマナ
キオン
トモエシオガマ