2009年

          白馬乗鞍

【メンバー】若、石、多、岩、田
【日程】平成21年4月19日
【山域】後立山
【山名】白馬乗鞍岳
【ルート】栂池ロープウエイ山頂駅(9:10)-天狗平(10:20)-白馬乗鞍岳(11:20-12:00)-栂池ロープウエイ山頂駅(12:30)
【天候】晴れ
 予定では山の神尾根だったが、白馬に着くと全然雪がなかった。念のため下山口の乗鞍スキー場に行ってみると、見事に全く雪がなかった。そこで山の神尾根はあきらめて、白馬乗鞍に行くことにする。
 栂池高原スキー場の駐車場は春スキーで混んでいる。ゴンドラで上がった栂の森ゲレンデでリフトが動いていて滑れる。さらにそこから上に行くロープウエイは山スキーのみとなる。往復3,000円。
 ロープウエイを頂上駅で下りると早速スキーにシールをつけて登り出す。雪面に点々とあるツアーコース標識に沿って行く。最初は緩斜面だが、天狗原直下の斜面は急だ。左側の尾根を登っている人もいるがそちらの方が楽そうだ。
 急斜面を稲妻形に登って行くと天狗原の雪原に出る。前面に乗鞍岳の全容が広がり、その中心部分に大勢の山スキーヤーが頂上目指して取り付いている。
 我々も天狗原の雪原を横切って乗鞍岳の斜面に取り付く。斜面は上に行くに従いどんどん傾斜を増す。トレースのとおりに一歩一歩と登って行くと、やがて岩の上に出て勾配は緩くなる。
 続けて雪原を横断して頂上付近の岩場に到達する。ここから先は雷鳥保護地域になるので立ち入り禁止となる。雪面を左に回り込み白馬岳の見える方に進む。
 雪原の南端部、白馬岳のよく見えるところ大休憩とする。天気は良いが白馬岳方面はもやがかかっている。
 シールを外し滑降に移る。下りは登ってきた方面に下りて行く。乗鞍岳の大斜面はまだまだ下から登ってくる人が大勢いる。
 腐った滑りにくい雪だが、急斜面なら快適に滑る。天狗平にあっという間に到着する。
 天狗平の雪原を横断すると今度は天狗平下の斜面だ。こちらも腐った雪だが急斜面の内は快適に滑れる。
最後は木々の合間を縫ってロープウエイ頂上駅に着く。
 ロープウエイとゴンドラを乗り継いで下りる。
 温泉は八方のおびなたの湯に移動する。ここは露天風呂のみの温泉でアルカリ性単純泉でぬるぬるの湯だ。晴れていれば最高の温泉気分を味わえる。