2008年

          蝶ヶ岳

【日程】平成20年7月5日
【山域】後立山連峰
【山名】蝶ヶ岳
【コース】家(4:20)-三俣(7:00)-登山口(7:15)-まめうち平-蝶ヶ岳(11:00-11:45)-三俣(14:40)
【天気】晴れ
 久しぶりの1,000m超の山行で緊張する。ペースをややあげての歩行となる。最初は沢沿いの道であるがだんだん高度を上げて行く。木々の隙間から対岸の常念岳への尾根が見える頃に一本とる。ちょうど道が90度曲がり急な尾根道になるところだった。
 そこからは尾根の急登となり、終いになだらかになるとまめうち平と言う平坦な部分になる。ここはオサバグサの群落である。行けども行けどもオサバグサが連なっている。
 さて、再びトラバース道に移る地点に雪渓がある。登り慣れた風の登山者が「例年はここにはキヌガサソウがさいている」とのこと「今年は雪が多い」と言う。
 その先からは、オオサクラソウ、オオバキスミレなどが多い。その後も高山植物の写真など撮りながら行くと、いつしか樹林帯からぬけて草地となる。ここはお花畑となるところだが、残念ながらまだ雪が残っている。
 ハイマツの中の道をぬけて行くと、先の方に蝶ヶ岳ヒュッテが見えてくる。その背景は常念岳だ。
 稜線に到達すると、南側が見える。穂高連峰と槍ヶ岳である。風もない快適な稜線を少し登ると蝶ヶ岳山頂となる。
 穂高連峰が正面に見える場所で長めの休憩とする。若い女性のグループなども登ってきて、さすが北アルプスだ。走る恰好などして記念写真を撮っているのはなかなか笑える。
 帰りは、取り残した高山植物の写真など撮りながら、ゆっくり下山する。途中では大勢の登山者とすれ違う。いま登って行く人たちは、今晩は蝶ヶ岳ヒュッテに宿泊なのだろう。
 駐車場まで帰ってくると、ホリデーユー(500円)により帰路についた。

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