2008年

          唐松岳

【日程】平成20年8月10日
【山域】後立山
【山名】唐松岳(2,696m)
【コース】家(4:30)-黒菱駐車場(7:00)-八方池山荘(7:35)-八方池(8:40)-丸山ケルン(10:05)-唐松岳(11:15-35)-八方池(13:00)-黒菱駐車場(14:10)
【天候】晴れ
 八方尾根から唐松岳に登るコースは、日帰りでお手軽に北アルプスの3,000m峰に登れる。車で黒菱林道を黒菱駐車場まで登る。昨年までは黒菱第3リフトが動いていたので、このリフトとその上のリフトの2本で八方池山荘まで行けたのだが、今年から黒菱第3リフトは動かさない。そこで、歩いてリフト1本分を登る。この道は結構きついものがある。ゲレンデ内の作業道で急なことこの上ない。
 やっと登り切ると黒菱平である。リフト料金往復500円を払いリフト1本を登る。八方池山荘からは巻き道を行く。八方池までは観光客が多い。
 観光客は八方池までの人が多いのでこの先登山者は少なくなる。蛇紋岩地帯を抜けるとダケカンバの生えている地帯に入ってゆく。
 花の種類は多い。絵になるきれいな花にカメラを向けて撮影する。
 巻き道を上りきるとそこが丸山ケルンで、尾根に登ったので反対側の白馬鑓ケ岳が正面にある。尾根道を進むと再びトラバース道となる。もう樹林帯から抜けているので、岩が露出した道である。パトロールの人が登山者に、この先危険だから注意するよう呼びかけている。
 唐松岳頂上はもうすぐ。
 巻き道を過ぎて唐松山荘に到着する。すでに登山客が大勢チェックインの体制になっている。
 頂上はまだ先なので、そのまま進む。小屋先のコマクサはもう時期はずれで写真にはならなかった。
 花崗岩地帯を登ってゆくと頂上に到着する。写真を撮りながらゆっくり登ってきたので、八方池山荘を同時に出た人たちはすでに頂上にいた。
 剣岳方面の展望はない。ゆっくり休んでいると、どんどん登山者が増えてくるので下ることにする。
 さて、唐松山荘まで来ると、頭上に積乱雲が涌いてくるのが見えた。そこで、早めに下ることにする。とにかく降り出す前に下りたかったが、丸山ケルンあたりから下山する人が多くなる。20人くらいのバスツアーが全然道を空けてくれない。後から来た単独行者が声をかけてやっとバスツアーを追い越すことが出来た。
 八方池からはさらに観光客が加わり巻き道の方が大渋滞である。こんな所に雷雨が来たらどうなるのだろう。
 少しすいている、尾根道を通り下る。八方池山荘からはリフトを1本下り、後は急斜面の作業道を下り車に到着する。雨は降らなかった。
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