前週に叶山に行く機会があり、そこから二子山が良く見えたので行きたくなった。
【メンバー】単独
【日程】平成11年11月20日(土)
【山域】西上州
【山名】二子山(1165.6m)
【ルート】家(8:00)-魚尾道(9:50)-鞍部(10:35)-東岳(10:55-11:15)-西岳(11:50-12:20)-魚尾道(1:35)
【天候】晴れ
【地図】国土地理院1/25,000地形図「両神山」
甘楽町から開通したばかりの富岡万場線を通って行く。予想以上に早く多野の谷につくことができた。万場町から上野村にかけて登りたい山は多くあるのだが、遠く過ぎるのでちゅうちょしていたところだった。おかげで近くなったのでこれからはもっと来たいと思った。
万場町から中里村へ向かい、志賀坂トンネルをぬけると登山口の魚尾道に到着する。車を路側に止めると鞍部に向けて登って行く。最初は西上州の山と言うことなので、鈴をつけて行くが、前後に人もいるので全然心配なさそうであった。紅葉の残りを眺めながら登っていくとすぐに鞍部に到着した。一休みしていると鞍部の反対側から続々と登ってきて休みもせずに反対側に降りて行く。どこからくるのかと思ってみると、なんと鞍部の反対側はすぐしたに林道があるではないか。歩いて5分ほどだろうこれならここまで登ってきても休まないわけだ。この人達は岩登りの人らしく、岩の基部に向かっているらしい。
最初は東岳へ向かう。途中ロープがついているへつる部分があり、ちょっと緊張する。稜線にでて狭い岩稜を歩いて頂上に到着する。1人休んでいましたが、その人はすぐに降りていきました。真っ正面に両神山があり、それに続いて上野村の赤岩岳、大ナゲシ、天丸山あたりが見える。又すぐ横に二子山のもう一つの峰である西岳の岩場がある。鞍部で林道からきた人たちが岩場にとりついているか探したが見あたらなかった。そこから東の端の方まで行ってみる。こちらも遠くまで眺めがよい。
今度は西岳に向かう。慎重に鞍部まで戻り、反対側に向かって行く。直登ルートもあるらしいが当然迂回路を通る。右の方を巻いて岩場にとりつくがすぐに稜線にでるとちょっと怖いところを通りすぐに西岳の頂上に到着した。南側はすっぱりと切れ落ちており、覗く気もしない。西側眼下に叶山が見える。鍋焼きうどんを温めて昼とする。
今度は西に向けて縦走するが、これがなかなか怖いところを通りスリルがある。わりと広いところに到着する。こちらの方が休むには安心できる場所であった。少し下ると稜線から離れ左に下るようになる。ここに10mほどの鎖がある。このコース唯一の鎖であり、他のコースによくあるようなどっちでもよいような鎖場ではなく、どうしてもこれ無しには下れないだろう。このコース本当に必要な場所にしか鎖がないが、もっと頂上付近の稜線の狭い場所にも鎖を付けてほしいと思った。
後は森林の中を歩いてじきに車道まで到着した。途中一カ所大きな鉄塔がある場所が大変見晴らしがよかった。
帰りは反対側の林道を確かめるべく、車を止めたところから林道をどんどん登って行くとトンネルがあり反対側にでて少し走ると二子山のすぐしたにでた。多くの車が駐車してあり良く知られていることがわかった。そのまま林道を走って行くと万場町へ通じる峠へ出たので、下って行くと万場町の青梨に出た。 |