2004年

     塔ヶ岳、丹沢山、蛭ヶ岳

【メンバー】若田部、石井、多胡、鈴木、戸谷
【日程】平成16年12月18日〜19日
【山域】丹沢
【山名】塔ヶ岳、丹沢山、蛭ヶ岳
【ルート】18日 藤岡(6:00)-戸沢山荘(10:05)-花立山荘(11:55)-塔ヶ岳(12:50)-丹沢山(13:55-14:25)-蛭ヶ岳(16:05)
19日 蛭ヶ岳山荘(7:15)-丹沢山(8:40)-塔ヶ岳(9:40-10:10)-戸沢山荘(12:05)
 戸沢山荘に車を置き大倉尾根を目指して登って行く。ヒノキ林の急登である。鹿よけの網が張ってある。大倉尾根と合流すると広い尾根になる。花立山荘に到着する。富士山が目の前に飛び込んでくる。反対側は大山である。
(花立山荘)
また登って行くと塔ヶ岳につく。頂上に大きな小屋があり大勢の人たちが休んでいる。
 塔ヶ岳から丹沢山に向かう。ここからはぐっと人手が少なくなる。快適な縦走路を歩いて行くと丹沢山に到着した。ここも広い山頂を持っており山小屋が建っている。ちょうどトイレ設置工事中で小型の重機が3台もあった。
 一度大きく下り不動ノ峰、棚沢の頭と進む。途中お約束の鹿の親子に遭遇する。
最後の登りにかかり蛭ヶ岳山荘に到着する。犬の鳴き声のお出迎えである。この犬は翌日は近くにいても全然ほえないので一日小屋に泊まればお客さん、新参者にはほえるというはっきりした性格である。ちなみに小屋の人の言うのにはシイタケ犬であるという。シイタケ屋からもらったからだという。
 こちらの小屋も蛭ヶ岳の山頂に建っている。丹沢はみんなこうなのか。やはり水は苦労するだろう。さて夜であるが夕食はレトルトのおでんであった。アルプス方面の山小屋からするとずいぶん落ちるかな。でも仕方がないかな。暗くなってから到着した8人組が大酒を飲んで消灯が過ぎても大騒ぎしているのでまいった。注意されても又注意されてもやめないのであきれた。それでもいつしかぐっすり眠れて翌朝は6時前に起きる。
(写真は富士山の脇に沈む夕日)
 さて山頂小屋の楽しみはなんと言ってもご来光が見られることである。しかもこの小屋は真っ正面に富士山が見えるのである。食事を済ませてから外に出て待つこと数十分ついに東の空から太陽が昇り始めた。底にある雲の中を力強く登って行くバルーン型の太陽である。
振り返って富士山を見ると7合目から上の積雪に太陽が反射してピンク色に染めている。とても素晴らしいものを見られたのであった。
 小屋を出たのは我々が最後であった。いつもは割と早い行動であるが、今回に限っては遅い出発となった。帰りの行程も余裕があるためだろう。快適な縦走路を進み、丹沢山、塔ヶ岳と進んだ。塔ヶ岳では大休止としてお茶をわかして飲んでのんびりすることができた。
 ここから先は来たときとは違うコースを通り表尾根を進み途中から右に折れて急な尾根道を下り車のある戸沢山荘に到着した。
 帰りは鶴巻温泉弘法の湯(1,000円)に入り帰宅した。