2007

                     蓬峠

【日程】平成19年10月21日
【山域】上信越
【山名】蓬峠
【ルート】土合駅(7:00)-虹芝寮(8:20)-白樺小屋(10:00)-蓬峠(11:05)-シシゴヤノ頭への分岐(11:30)-土樽駅(14:30ー15:22)-土合駅(15:32)
 上信越国境を越えて群馬県から新潟県に行くルートは色々あるが蓬峠越えは一度は歩いてみたいコースである。
 土合駅に車を置いて歩き出す。土合橋を渡るとすぐに右に曲がるが、車道はまだ続いている。程なく車道は終わり駐車場があり数台の車が停めてある。これだけの人が入っているのか、と想像されたが、その後登山道にはひとけは見られなかった。きのこ採りががほとんどか。
 歩道を進みマチガ沢、一ノ倉沢、幽ノ沢と渡り、虹芝寮につく。ここの小屋は入ることができないとある。
 芝倉沢、武能沢を渡ると沢沿いから離れて尾根道の登りとなる。この辺はちょっと熊の心配をして鈴の音とか、たまには笛を吹いて進む。一人休んでいる人を追い越す。初めて会う登山者だった。
 鉄塔のある所をとおり旧道と合わさりすぐに白樺小屋に到着した。すると正面は武能岳で、突然高山に飛び出したここちがした。
 蓬峠までの道は眺めが良く遠くまで見渡せる。
紅葉もこの辺からが特によい。
笹原になり稜線の縦走路に到達する。左は武能岳に続く。右に進むと蓬峠だ。
 さて、峠は風が強いので、清水峠方面に少し行く。群馬県側に道がトラバースするところがあり、風をよけて昼食とする。
 さらに少し清水峠側に進む。1544ピーク、シシゴヤノ頭への分岐。ここが本日の最高地点となる。ここまで来ておけば、後日大源太山から七ツ石小屋山、シシゴヤノ頭を回るルートを取った場合に、トレースが繋がる。
 あとは蓬峠までいったん下り、新潟県側に下りて行く。紅葉した部分を過ぎて、樹林帯に入る。一人登ってきた。人に会うのは本日二人目。
 大きな砂防堰堤に出て、林道に降り立つ。時間もあるのでのんびり駅まで歩く。川縁でバーベキューを楽しんでいる家族連れもいる。
 駅に着くと、50分の待ち時間の内に色々なコースを越えてきた人たちが三々五々集まってきた。群馬県側に戻るのはこの電車しかないのだ。
 定時に電車が来ると、10人ほどが乗り込んだ。トンネルを通過するまでの間にキップを購入。その半数はトンネルを出ると土合駅で降りた。