「ロートルの出番は此処までだ。後は若ェモンに任せるぜ。」
久路州市警察署の捜査一課を引退して3年が経つ、元刑事。
スマートな仕事ぶりとは言えず、むしろひどく地味だが、常に丁寧な捜査を行い、事件を確実に解決に導くことから、周囲からは畏敬と多少の皮肉を込めて“鷹の目”と呼ばれていた。
引退してからは、絵に描いたような隠居生活、悠々自適の毎日が待っていた…筈だったのだが、周囲は秀人の能力を封じる事を頑なに拒んだ。
その後も、怪事件、難事件の捜査を署長の永山から依頼されては、その冷静かつ的確な判断で、若い面々を陰ながらサポートしている。
本当の意味で秀人が引退する日は、まだ遠い。
性格、能力:
口数は少なく、物静か。その気質や鋭い眼光から、周囲からは頑固一徹と思われているが、実際は還暦を過ぎてなお柔軟な脳を持つ。
決して手早くはないが、バカが付くほど丁寧に物事を進め、堅実で完璧な仕事ぶりは、良くも悪くも未だに捜査一課の語り草である。
容姿、服装:
ほぼ完全な白髪に、還暦過ぎにしては妙に筋肉質のがっちりとした体に浅黒い肌。
服装は、夏は皺だらけの白いYシャツによれよれのスラックス。冬は皮の剥げかかった古びたトレンチコート。
オリジナルロイスの補足:
富田 満雄(とみた・みつお)
もう30年以上前に自分の前で殉職した、かつての同僚。
互いに誰よりも信頼し、認め合っていた仲だった。
今もその光景が事あるごとに脳裏に甦り、彼の死に拘り続けている。
英 千恵(はなぶさ・ちえ)
金銭的に恵まれていたわけではなかったので、彼女との学生結婚の後暫くは、とんでもない苦労を背負い込む事になった。
しかしお互い支え合い、励ましあって、二人三脚でなんとか人生を歩いて来た。
二人の息子もサラリーマンとなり、初孫も既に幼稚園。最近は生活も安定してきている。
自己紹介:
「よう。俺は英秀人。今日からこの捜査チームに加わる事になった。」
「ん?『こんな年寄りに何が出来るんだ?』って顔してるな。」
ニヤリと笑って「俺だって、若ェモンに全部任せて早く楽してぇんだよ。悔しかったら、俺を安心させる仕事をしてみろや。」
シンドロームは、ノイマンのピュアブリード。イニシアティブ値は12、基本侵食値は33です。
シナリオロイスは、○○○に、ポジティヴ:○○/ネガティヴ:○○。
PC間ロイスは、○○○に、ポジティヴ:○○/ネガティヴ:○○です。
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