<<In The Dark Night>>

■ 『聖痕(ほし)に願いを』裏話の部屋■


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ここには、セッション中に語られなかった裏設定や、感想などが有ります。暇つぶしにどうぞ。


【GMの感想】

 プレイ時間:5時間05分(13:37〜18:42)

 今更ながら、GMというのは判断が難しい。勿論、自由度の高いシナリオはPLにも開放感を与え、好感も持てる場合が多い。
 しかし、それは時間の浪費にも繋がる。時間が限られている人、後に予定が入っている人などはかなり(そうでない人も勿論)苦痛である。難しいジレンマだ。自由度を高める場合は、それに比例してボリュームも薄くしなければならないのかも知れない。
 さて戦闘、奇跡の使い方が拙かった。セッションが終わった後だからぶっちゃけてしまうが(ネタバレ嫌いな人はここから先は読まないで欲しい)、最後は∵爆破∵で終わりにした方が良かったではないか。何故わざわざ余計な演出に走ってしまったのか、悔やまれる。この部分でPLはかなり萎えた気がする(私自身がPLだったら、萎えてしまったかもしれない)。押し付けになってしまった感が否めない。この辺りの判断は、今後に活かされるべき問題だ。


【NPCの裏】

・クリス(13歳、女。◎アングルス/○ステラ/☆マーテル)
 病弱少女マンセー。兄を待ち続ける妹は、やはりこうではないと。……とまあ、自己満足はこれくらいにしておいて、
 生まれつき心臓を患っている、ひ弱な女の子。アッシェとどちらの体が大きいのかは、不明(笑)。
 『∵天真∵持ってるなら使えよ!』という皆様、私のシナリオでは、演出を除いて基本的にNPCの奇跡は無いものとして戦闘を行います。『それなら特技は良いのか?』と言われるかもしれませんが、あれは演出ですので……御都合主義と思うでしょうが、勘弁して下さひ。

・“霞剣”フリッツ(見た目10代後半。男。◎クレアータ/○クレアータ/☆グラディウス)
 ちょっとイケ面な(笑)クレアータ。今回、聖痕者率高いな。
 以前のシナリオで登場したNPCの続編的話。しかし今回のPLに分かり辛くなるので、話の繋がりはあまり考えていません。以前の“霞剣”を知っている人は矛盾点を感じるかもしれませんが、大目に見て頂けると幸い。
 彼のモデルは、ピノキオです。嘘を付くと鼻が伸びるのではなく自爆する、というちょっと(?)エキセントリックな設定に変えてありますが……ええ。そんな設定にする事でハードボイルドな雰囲気をだせたらなーと思いましたよ。結果は見ての通りですが(笑)。
 勿論シナリオタイトルも、ピノキオのテーマソング“星に願いを”から頂いております。どなたでも知っている、美しいメロディの曲ですね。

・エリック(30〜40歳程度。男。◎ウェントス/○デクストラ/☆イグニス)
 本当はもっと壊れたキャラにする予定だったのですが、このPCの中では浮いてしまうので、少しニヒリストにしてみました。個人的には、喋り方がイカれているキャラよりも、一見クールな奴の方が壊れた感じを受けるのですが……皆様はどうお思いでしょうか。
 見た目に関しては、“ホームズ”の敵役モリアーティ教授(注:犬ではありません)、或いは“悪魔くん”のメフィスト辺りを想像して下さい。
 ステッキ=杖(銃)というのは、一回やってみたかった演出。こういうキャラ、PCでもやってみたいなあ。


【Dear PC】

・“ソリチュード・グレイ” アッシェ
 寡黙な人は暖かい人間なのだと、私は思います。反対に、無遠慮に無神経に思いついたことを何でも喋ってしまう人間が暖かい人間であるかと言うと、それは疑問です。恐らく皆さんも経験が有るとは思いますが、落ち込んだ時などは、何百の気の利いた言葉を掛けて貰うより、黙って側に居てくれた方がよほど気持ちが安らぐ筈です。
 アッシェには、そんな“寡黙で暖かい”人間を演じて貰いたく、こんな立ち位置を与えました。和風に例えるなら、人情にもろい素浪人みたいな。もっとも、PLがそれを望んでいたかどうかは疑問ではありますが、少なくともプレイを見る限りでは、私の解釈は間違っていなかったと思っております。

・“灼ゆる影法師”アン
 知らない間に居なくなってしまったアンを探して、フリッツは雨の中走り回ったのだと思います。掛けてやりたかった言葉はあるのですが、あのまま何も言わないで別れた方がいいかな、と思って余計な演出は避けました。
 途中では色々ボロクソ言っていましたが……まあ、お互い素直じゃないという事なんでしょう。何かあったらちょっと思い出して欲しいな……という気はしますが、縁切りの呪符を使ったから無理だろうな。女は強い(笑)。

・“Grau Jagdhund”アドニス
 熱血(?)なレクスを演じて頂きました。ストレートな感じのレクスというのは実はあまりお目に懸かった事がないので、結構新鮮でした。
 エリックの出番があまりなかったので、他のNPCに対して上手く絡めていけるかちょっと不安でしたが、無事感情移入出来たようなので、よかったよかった。
 導入は、シャフトか禿鷲のシーンにしようかな、とも考えたのですが、こういうアニメor特撮チックなのもたまには良いんじゃないかなと思ったので、こんな風にしました。そうじゃないと、エリックの影が薄くなる一方ですし。
 ところで、時々出てきた桃色演出は一体……(笑)。


【参考文献、物件】

・『ピノキオ』(カルロ・コロディ)
 嘘を付くと鼻が伸びてしまうという木偶人形の話。内容は皆さん御存知だと思うので説明はしません。童話/民話の類では、最も有名なクレアータの話の一つではないでしょうか。


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