| 親愛なる上月大輝、それから小さな名探偵月神聖夜君へ |
| 君たちの噂は聞いている |
| いろいろな難事件を解決しているそうだね |
| そこでだ |
| この私が君たちに挑戦しようと考えている |
| 内容はこうだ |
| これから出す問題を解いてもらい |
| 私が設置した場所を特定して時限爆弾を解除して欲しい |
| 選択肢はない 時間も限られている |
| 君達がそこで考えている間にも爆発までの秒読みは進んでいるのだ |
| 多くの犠牲者が出る前にこのかわいい爆弾を止めてくれ |
| 頑張ってくれたまえ |
| おっと、もう一つ言うのを忘れていたな |
| 君たち二人以外の人間が関与していると分かった時点で |
| この挑戦は終わりになるものだと思ってくれたまえ |
| それでは問題のメモに目を通してくれ |