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ANAマイレージクラブで永久上級会員になるには?

 あこがれの、マイレージ上級会員。優先チェックインやラウンジの使用など、一度味わってしまうと後戻りできなくなってしまいます。しかし、通常、上級会員の有効期間は原則1年間(もちろん、例外で複数年のマイレージプログラムもあります)。海外出張が多いビジネスマンなどを除けば、上級会員を継続するには毎年修行を繰り返さなければならなくなってしまいます。
 でも、一般の人はなかなか毎年修行をして、上級会員を維持するのは難しいですよね。そこで、注目されるのが、日系航空会社が提供している上級会員向けのマイレージ機能付帯型のクレジットカード。JALであればJALグローバルクラブ(JGC)、ANAであればスーパーフライヤーズカード(SFC)になることで、年会費さえ支払っていれば永続的に上級会員の資格を得ることができるのです。それらに入会するにはJALの場合はサファイヤ以上、ANAの場合はプラチナ以上の資格を得る必要があります。
 そのサファイヤ/プラチナ資格を取得するにはFLY ONポイント(ANAの場合はプラチナポイント)が50,000ポイント以上を獲得するか、FLY ONポイント(同)を15,000ポイント以上かつ50回以上搭乗する必要があります。
 では、その上級資格を、お金を少しでも安上がりにして獲得するには、どうすればいいのでしょうか?ANAを例にプラチナを獲得するにはどうすればいいか考えてみました。


1 国内線で50回搭乗を目指す

 国内線で安い料金といえば、まず「超割」が思い浮かびますね。わたしもよく利用する運賃です。しかし、超割は2か月前に予約を確定させなければならないので、敷居が高いのも確かです。そこで、低料金でフレキシブな運賃を探してみると、ありました。リピート4回の大島行きです。
 リピート4回大島行きは、1フライトあたりの料金が7,000円です。しかも、オープンチケットであるため、有効期間内であれば当日予約もできますので、急に予定が空いたときなどには有効なチケットです。さらにオープンチケットであるため、マイルが100%加算されることも見逃せません。羽田〜大島はフライトマイルが73マイル。国内線ではプラチナポイントはフライトマイルの2倍となるため、146ポイントとなります。
 しかし、これだと、仮に羽田〜大島を50回搭乗しても(実際は4の倍数ですので48回の次は52回になるのですが)、146×50=7,300ポイントにしかなりませんので、15,000ポイント以上という規定をクリアすることができません。そこで、超割や特割などとこの運賃を組み合わせて利用するのがいいことになります。値段に比較したマイル単価が安い羽田〜沖縄線(超割の片道プラチナポイントが1,476ポイント)やフライト本数の多い羽田〜伊丹線、羽田〜福岡線、羽田〜札幌線などを組み合わせると、効率のいいプラチナポイントの加算が可能になるでしょう。

2 ビジネスクラスで50,000プラチナポイントを目指す

 ANAマイレージクラブの国際線のプラチナポイント加算率は、エコノミークラス普通運賃は100%ですが、PEXが70%、格安航空券については50%と加算率があまりよくありません。そこで、125%と加算率のよいビジネスクラスに搭乗することで、50,000プラチナポイントを目指す方法を考えてみます。
 とはいえ、ビジネスクラスは料金が高いですよね。そこで、活用したいのが海外発券航空券です。エコノミークラスは現在、価格的なメリットは少なくなってきましたが、ビジネスクラスについては日本発券と海外発券の価格差はまだまだ大きいのが実情です。例えばバンコク発券のアシアナ航空、バンコク発ソウル経由ロサンゼルス行きのビジネスクラス航空券は約55,000バーツ(約160,000円)程度で、20,622ポイントを獲得できます。これを2往復で40,000ポイント(320,000円)、3往復で60,000ポイント(480,000円)となります。他にも、格安海外発券で有名なコロンボ発券のシンガポール航空、シンガポール/成田経由ロサンゼルス行きは180,000円程度で26,194ポイントを獲得できます。これらの発券方法を使うことで、あまり疲れず、豪華な体験をしながら、プラチナを獲得することができます。

3 シンガポール航空で50,000プラチナポイントを目指す

 これは、裏技的になってしまうのですが、通常格安航空券の加算率は50%です。それどころかANAのホームページではシンガポール航空の格安航空券は加算率0%となっています。しかし、シンガポール航空の格安エコノミークラスの予約クラスHは、事前加算することで、なぜか100%加算されてしまいます。そこで、これを利用したプラチナマイルの加算を考えてみます。
 シンガポール航空の成田発シンガポール経由ヨーロッパ行きは往復20,000プラチナポイント程度で90,000円弱で購入することができます。これを2往復すれば40,000ポイント。さらに成田〜ロサンゼルスは1往復10,000ポイントで50,000円程度でチケットを購入することができます。つまり90,000円×2+50,000円=230,000円程度でプラチナを獲得することができます。
 しかし、これはあくまで裏技的な方法で、まず事前加算されずに事後加算となると、加算率が70%に下がってしまいますし、さらに、いつ、本来の加算率に変更されてしまうともかぎりません。それらのリスクを承知した上で、この方法は実行する必要があります。
 (その後予想どおり、このルールは変更されてしまいました。しかし、それでも格安航空券の主要予約クラスであるHクラスは70%加算で、他の格安航空券の50%よりもずっと加算率はいいことになります。このルールで50,000プラチナポイントを獲得するにはヨーロッパ3往復とロサンゼルス1往復で60,000ポイント×70%+10,000ポイント×70%=49,000ポイントとなり、料金は90,000×3+50,000=320,000円。残りの1,000ポイントはANA国内線を超割で購入するとして、350,000円程度でプラチナを獲得することができます。)

4 タイ国際航空国内線で50回搭乗を目指す

 現状でかなり格安でプラチナを獲得できるのは、この方法かもしれません。タイ国際航空の国内線、チェンマイ〜メーホンソン間の往復料金は、日本円で6,000円程度です。単純計算で50回搭乗すると6,000×25=150,000円となります。しかし、まずこれではもう一つの基準、15,000プラチナポイントがクリアできませんし、日本〜タイ間は国際線に搭乗しなければなりません。それでも、タイはホテルなどの滞在費は安いですし、300,000円を下回る金額で、プラチナを獲得できると思います。

 基本的には、以上の中から予算、休暇などを考慮してどれかを選択することになると思います。ちなみに、わたしは1と3を組み合わせてプラチナ資格を獲得しました。
 ただ、永久上級会員資格を得るには、もう一つクリアしなければいけないものがあります。それは、SFCになるには、クレジットカードに入会する必要があります。つまり、自己破産している方や金融やクレジット業界でブラックリストに載っているような方、定職に就いていないような方は、この資格を得られない可能性があります。まずはマイラーとして、堅実に、社会から認められるような堅実な生活を心掛ける必要があるということでしょうか?