前回までのあらすじと、登場人物
前回までのあらすじ
・・・あたし、御神楽 優希は極普通の女子工業高生。
今日から学校だったはずなんだけど、気が付いたら、荒野にいました。
ここは何処?
もちろん答えてくれる人なんていません。
そんななか、どこからか声が聞こえてきます。
しかし、そちらには誰もいません。
目を凝らしても……やはり、いません。
あたしは、もう少し様子を見てみる事にしました。
するとですね、その誰もいない荒野から、急に四人組みの男女が現れました。
彼らのうちの一人が何かをすると、彼らの言葉が理解できるようになりました。分かりやすく言うと、魔法のようなものだそーです。
彼らの話を要約すると、ここは私のいた時代の1万年も後の事で、そしてあたしはこの世界に召喚されたそうです。さらに、実はあたしはあたしでは無いそうです。わけがわからないですね。
つまり、今のあたしは過去の御神楽優希という人物のコピーなのだそうです。じゃあ、あたしは誰? それはあたしにもわかりません。
なお、私たちがいた時代は核戦争で滅びたということもわかりました。そして、この魔法もその影響らしいです。他には半人半獣のライカンスロープというものまで生まれているようなのです。
あたしは言われるままに、とある勢力に連れて行かれました。
そこの太守が言うには「人間至上主義の国と戦っている。古代の機工士の力を貸してほしい」だ、そーだ。
機工士ってのは、ようは機械などを修理したり作ったりできる技術者の事らしい。
あたしは、ここの太守や、初めの四人組みの男女が対抗するという人間至上主義の国の事も見てみてから、その先は考える事にしました。
まずはボディーガードとして、人間の魔術師であるライを説得しました。
彼は笑いながら承諾してくれました。
そして、とりあえず、向かってみたんだけど、比べてみるとこっちの国は自由奔放でのどか。それにくらべて、向こうの国は先進の国の首都みたいな感じでした。
でもって、もう少しむこうの国の内情を詳しく知りたいと思っていたのですが、突如街の中での捕物騒ぎがおこりました。
しかも、騒ぎがだんだんとこっちに向かって来るにつれて、衛兵から逃げてきている人に見覚えがありまして・・・。
衛兵から逃げてきているのは、トラの半人半獣のヤナギだったのです。彼は人間の街に進入して、あたしを連れ戻しに来たらしいのです。
あたしは、わざと捕まるふりをして、そのまま人間の街からヤナギに連れられて逃げました。
ライとはシンシュウで落ち合うように連絡を取ったので大丈夫だと思います。
シンシュウに帰って来るとライはすでに帰ってきていて、それと同時に太守にも歓迎されました。
そして、具体的なあたしの仕事を聞かされます。
地下にある遺跡・・・つまり、何かの施設だったのでしょうか。そこの中から訳に立ちそうな機械を持ってくればいいそうなのです。
しかし、その施設の中には古代魔力・・・放射能ですね。それが満ちていて、入るだけでもかなり危険なのだそうです。しかし、放射能を遮断するためのベルトも2本あるらしいのです。
あたしは行かなくちゃとして、もう一人を誰にするか・・・ですね。
とりあえず、ライを指名しました。
ボディーガードのお礼も言わなくちゃですしね。
中に入ってみるとですねぇ、なんとまぁ、不気味ではありませんか。
ゆっくりと前へ前へと進むのですけれど、しばらく行くと目的としたメインコンピュータルームが見えてきました。
しかし、その前には一体のロボットがいたのです。
で、話し掛けてきたんですよね。
「待ってました、ミカグラマスター」
ってね。
その場は一旦引いてから、改めてライの部屋を訪れたんです。
そして、ロボットの話をした後にちょっと聞かれたんです。
「あなたの望む事ってなんなのですか?」って。
「あたしは、折角だから、この世界から争いを無くしたいと思ってるよ」
前回までの登場人物及び、紹介
○御神楽 優希
とりあえず、主人公の16歳の女の子。
某県某市の工業高校に通っている。
性格等々は投票しだい(笑)
○ユーキ
御神楽優希が未来に召喚された時の存在。
なんら本人とは変りないが、本人ではないのは、間違いない。
・・・コピー、かな。
○ヤナギ
未来に飛ばされた時、一番始めに会った4人組みのうちの一人。金属でできた鎧に大きな刀を背負っていた。
年齢は私よりもちょっと上くらい。だけど、まだまだ元気な少年といった感じ。両腕にスリーブを付けてた。
トラの半人半獣らしい。
○ライ
未来に飛ばされた時、一番始めに会った4人組みのうちの一人。核戦争により進化した(?)人間の子孫で、魔法を使う事ができるらしい。
見た目と違って、比較的、性格は軽めらしい。
○カレン、ジードラング
未来に飛ばされた時、一番始めに会った4人組みのうちの一人。カレンは頭に布を巻いている少女。ジードラングは大きなハンマーを持った人。
○太守
シンシュウの街の太守。
・・・そーいや名前は聞いてなかったっけ(苦笑)
覚えてとくと、物語が分かりやすくなる事
○世界
核戦争で近代文明は滅びた。
でもって、その影響で動物が進化した「半人半獣のライカンスロープ」や、また人間も進化を果たし、脳の残りの部分を使い魔法を発達させていた。
それで今。
核戦争より1万年。
二つの勢力が、ここカムイという島国で戦っていた。
片方は人間至上主義の国。
片方は半人半獣と共に生きていこうとする国。
この戦争のキーは古代文明にあった。すなわち、機械だ。
まだこの世界には古代の産物、機械がたくさんある。ただ、壊れていたり、使い物にならなかったりするものがほとんどだった。
だが、ごくまれに使えそうなものを見つけては、それは戦争に投入されていた。
・・・そして、両方の国では新たな考えが出始めていた。
「古代の機工士を今へ連れてくることができれば・・・!」
○シンシュウとトキオ
シンシュウは半人半獣と共に生きていく事を考える人達の国の中央の街。
トキオは人間至上主義の国の中央となる街。
それぞれが現在の「長野」「東京」の辺りにある。