INTERMISSION




一応、物語のヒロインのはずなのに影の薄いメカフェチ娘。三原かすみ「と、いうわけで、物語の合間のインターミッションその1です。これは、物語が妙に入り組む前に、説明していこうって意味で設けられた、いわば休憩のような物ですね」

物語の主人公らしい熱血青年・・・のはず。大渡猛「・・・なんか、しゃくぜんとしねぇな」

地上戦艦『しゅばるつ』のPWパイロット。ミリアルド=ゼフィー「あたしの出番・・・」

ミリアの抱きかかえている小猫「みゃぁ・・・」

同じく『しゅばるつ』のPWのパイロット。式部哲也「そうだそうだ。これから俺達はカナザワシティまで新型のPWを受け取りに・・・」

かすみ「は〜い。そういった苦情はすべて聞きませんよ〜。とにかく、今回は今までの物語の内容をまとめると同時に様々な事を説明いたしましょうね」

一同「あぁ、へいへい」

かすみ「うんうん。それでは、いってみましょうか♪」



 PWって?

かすみ「はい、まずはこの物語の中心ともなっているPowered Wolker・・・略してPWについて説明いたしましょう」

猛「そうだな。分かりやすく言えば『ガンダム』やら『パとレイバー』やらを想像してもらえると嬉しいんだが・・・」

式部「確かに。大きさもあれくらいだしな」

ミリア「じゃあ、それで説明終わりだね。それじゃ次いってみようか〜♪」


一同「・・・・・・・・・」


キレると恐いニイガタシティの新米警備兵。新田由美子「・・・あのぉ。まったくもって説明になってないんじゃぁないでしょうかぁ・・・?」

かすみ「やっぱり?」

式部「・・・バカばっかりか、ここは。まぁいい。じゃあ、説明いってみようか」


 PWは人型汎用機械として開発された、いわばロボットである。利用用途は幅広く、一般が扱える物から軍事用の物まで開発されている。なお、身長は約3mから6m。
 また、コクピットがついており、中は操縦するための複雑な機器がつんである。
 PW間の通信には、世界で統一された規格の通信モニタが搭載してあり、対称のPWに向かってコンタクトを取る事は、たとえ製造会社が違っていても簡単に繋げる事ができる。
 もっとも、軍事用となると、その会社独自の通信技術を用いたモニタも別で付けている所もあるらしいが・・・。

式部「ふむ。こんな所か」

猛「なお、操縦には免許が必要なんだ。それぞれ、第三種、第二種、第一種となってて、それぞれが作業機械用、一般PW用、軍事PW用となってるんだ。この免許が無いと、どこへ行ってもお尋ね者として扱われてしまうという、非常に恐ろしい事になる」

ミリア「免許を持ってない人がPWに乗って事故にあった場合は、たとえどのような状況であれ、持ってない人が悪いってなるんだよね」

式部「・・・ん? そういえば、三原のお嬢ちゃんはともかく、大渡! 貴様、免許を持ってるのか!?」

猛「あん? (ごそごそ)ほれ、これだろ?」

式部「・・・・・・な、ならいいんだが」

かすみ「(・・・って、なんでただの花屋さんが第一種の免許を持ってるのよ!?)


戦艦『しゅばるつ』の艦長。林 十三「ふむ。肝心な事を一つ忘れているな。今、日本はPWの成功で再び大国の仲間入りをしているが、その実態は4つの会社が牛耳ってるだけだというわけじゃ」

ミリア「えっと・・・主に九州地方を中心に市場を広げている『東アジア運輸』に、関西を中心とした『神川化学』。でもって関東を中心とした『Mashine Systems』に、東北を中心とした『三原重工』ですね」

かすみ「でもって、さらに付け加えるなら三原重工が今、問題になっている・・・と」

猛「だな。三原重工は今、その4つの会社で結ばれた規約を破って、一つのプロジェクトを計画していると。内容はつまり・・・他のどこのPWにも後れをとる事の無い機体を作り、日本を三原重工の下に置くという計画らしい」

かすみ「あんの馬鹿オヤジが・・・(ぼそっ)」

新田「でもって、確か、核とか細菌兵器とかそういった物まで開発してるんですよねぇ」

十三「じゃな。さらに言うなら、これにはMSも一枚加わってきている。これは、絶対に見過ごすわけにはいかないんじゃ」



 その名は、地球防衛軍!

十三「ふっふっふ・・・その名は地球防衛軍!」

かすみ「と、いうわけで、次は謎の組織『地球防衛軍』についてです。では、どうぞ」


 地球防衛軍は、黒塗りのホバー戦艦『しゅばるつ』を母艦とした民間の組織で、多数のPWを従え前述の4つの企業の不条理な行動に対して反抗を続ける部隊である。
 物語中では、三原重工が中立地区であるニイガタシティを自分の勢力下へと入れようと武力行使へでていた所を、助けに来ていました。あのように、表立っては動いてはいないものの、企業から被害を被っている中立都市の数は結構な数あります。それらを助けるのが彼らの仕事なのです。


十三「はっはっはっ! 我々、地球防衛軍は企業の不条理な侵攻は、絶対に認めん!!」

猛「なんか、意味不明に燃えてるな・・・」

かすみ「そ、そうね・・・」

ミリア「・・・どぉでもいいですけどぉ。さっきの説明に少し付け足していいですかぁ?」

かすみ「えっ?」


 地球防衛軍は、黒塗りのホバー戦艦『しゅばるつ』を母艦とした民間の組織で、多数のPWを従え前述の4つの企業の不条理な行動に対して反抗を続ける部隊である。ただし、PWに乗って戦闘ができる人員は、今の所3.5人だけである。


式部「おい、ミリア。日本人は二つに分かれたりはしないんだぞ。だから、小数点はどう考えても現れないんだ。わかるか?」

ミリア「あーっ!! それって、差別!! いくらあたしがドイツ人とのハーフだからって、それは差別!!」

かすみ「ほらほら。落ち着いて落ち着いて」

ミリア「ふーっ・・・ふーっ・・・・・・。はぁ。えっと、小数点以下はかすみお姉ちゃんの事。まだ一人前のパイロットと認める程の腕前じゃないからね」

猛「あぁ、なるほど。しっかし・・・人員不足だよなぁ」

かすみ「(ふーんだっ。どーせあたしはパイロットとしてもメカニックとしても半人前ですよぉーだ!)」

新田「(私・・・は、含まれてないよね。うん、よかったよかった)」

式部「・・・ま、ようは、人員が欲しい、と」

ミリア「うん♪」

一同「・・・・・・はぁ」



 キャラクターとかの具体的な紹介


全員「(じゃーんけーん、ぽん! あーいこーで・・・)」


かすみ「ふっふっふ。いっちばーん! と、いうわけで、まずはあたしから自己紹介、いっくよ〜!」

 名前は三原かすみ。三原重工の社長である三原 透の次女。趣味はメカいじりかな。一応、本当の非常事態になったらあたしもPWに乗って戦闘へと参加するつもり。乗っている機体はMK−Tって機体。・・・え? 聞いた事無い? そりゃそうだよ。だって、あたしのオリジナルだもん♪

猛「・・・ようは、三原重工の軍事用高速移動型PWのIdatenに自分で作ったパーツを付けただけじゃねぇか」

かすみ「ん? 何か言った?」

猛「べっつに。じゃ、次いってみようぜ」

新田「私ですね〜」

 私は新田由美子といいます。えっと・・・ニイガタシティで警備の仕事についてました。・・・だけど、初陣が負け戦だったんです。途中まで・・・この地球防衛軍の人達が来てくれるまではですけれど。私以外の先輩のPWとか全部やられちゃって、私も負けちゃってこのまま遠い土地に売られちゃうのかな・・・とか想像してたとき、この人達に助けて貰いました〜。

式部「今日はずいぶんおとなしいじゃないか」

新田「そうですか・・・? あ、でも、私、頭に血が登ると何やるか・・・」

猛「(それくらいの勢いの方が戦闘中はいいと思うんだが・・・)ま、こんな所かな。個人的には、やたらと大きい眼鏡をどうにかしてほしいんだが・・・」

新田「駄目ですよ〜。これが無いと何も見えないんですから・・・」

かすみ「論点が・・・違わない?」

式部「と、次は俺か」

 名前は式部哲也。地球防衛軍の近接戦闘用オリジナルPW『青霊』のパイロットだ。

式部「以上」

一同「ちょっとまてぇ!!」

式部「なんだ? 民間人にこれ以上は教える必要は無いではないか」

猛「まぁったく・・・」

ミリア「式部はねぇ、実は部屋でカメ飼ってたりねぇ・・・」

式部「ミ、ミリア!(押さえようとする)」

猛「おぉっと!(式部を捕らえる)」

ミリア「後はね、実は3日に1日くらい、実家の妹に電話かけてたりねぇ・・・」

式部「も、もういいだろ、ミリア! くそっ! 離せぇぇ!!(ぶんぶん)」

猛「ふんふん。で、続きは!?(がしぃぃっ)」

ミリア「後はねぇぇ・・・」


(しばらくお待ち下さい)


式部「はぁ・・・はぁっ・・・」

猛「ふぅっ・・・ふぅっ・・・・・・」

かすみ「まぁったく、何やってるんだか。じゃ、次いってみよ」

十三「ワシか?」

 林 十三。戦艦『しゅばるつ』の艦長にして、地球防衛軍のリーダー。
 ワシとしてはそろそろ若い世代に心を受け継がせたいんじゃが・・・いかんせん、まだ艦内の人間には任せられないでな。ま、あと数年はこうやってレジスタンス的な活動を続けるつもりじゃよ。

かすみ「一応、あたしの母方の叔父さんにあたる人です」

十三「と、いうわけじゃ」

ミリア「何か突っ込みある? ない? 無いよね? じゃ、あたし、いっていいよね!」

 名前はミリアルド=ゼフィー。ドイツ人の父と、日本人の母とを持つハーフです。でもって、実はあたし・・・目が見えないんです。あ、でも、あたしが視力を失った事故のあった日。その日にとある小猫がうちに迷い込んできたんだ。でもってあたしがその子を抱いた時から、何故かこの子・・・名前は『タマ』って言うんだけどさ(なんでも、母方の方での正しい猫の名前らしいんだ)。何故かその子を抱いてると、タマが見た景色がそのままあたしの中に浮かぶんだ。
 ・・・なんていうんだろ。視覚だけ繋がってるとでも言えばいいのかなぁ。
 あ、意志も繋がってるような気がするけどさ。

猛「つくづく不思議な話だよな・・・」

かすみ「ねぇ、ミリアちゃん。指、何本に見える?(猫の前で指を2本たてる)」

ミリア「ん〜・・・立っている指は2本で、手にある指は全部で5本!」

一同「・・・・・・」

猛「ま、まぁ、いいや。じゃあ、最後に俺だな!」

 俺、大渡 猛。今の所は地球防衛軍のPWパイロットをしている。
 実は昔、色々とあって、そのせいで免許を持ってたりPWの操縦が上手かったりするんだが・・・

猛「その辺りは、すべて、秘密!!!」

猛を除く一同「・・・・・・・・・・・・」

猛「あっはっはっはっはっはっ・・・」



 猛の過去とは!?
 そして、これからどんどん増えていくであろう地球防衛軍の面々。
 彼らは三原重工の行為を止める事ができるのか!?

 彼らの旅はまだ始まったばかりである。



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