2018年…今年もやってきました、沼田祇園祭…
見どころを紹介致します

【交通規制】

今年は沼田高校側になります
【日程】平成30年8月3日(金)~5日(日)
午後1時30分から午後10時まで


沼田市役所の沼田まつりのHP

天狗みこし 担ぎ手募集中
(女性でしたら全国の方、誰でも担げます)

沼田まつりのスケジュール


(注意)
8月5日午後10時からの須賀神社境内での
神輿の一般開放について、
今年も”登録制”になりました。
登録して頂き“ハチマキ”をお配り致します。
ハチマキをしてない方はお神輿は担げません。
当日、須賀神社の社務所で
午後9時過ぎ頃から受付を開始すると思います。
お名前と住所を記入して頂いた方のみにお配りします。
数に限りがありますので、ご注意ください。
無くなり次第、受付は終了です。
(注意)


8月3日(金) 第1日目
須賀神社 今年の御旅所は、下之町の湊屋さん隣り
朝6時から須賀神社にて神事が行われ、御神体がを神輿に移されます。これが沼田祇園祭の始まりです(以外と知られていませんが)
そして、午前8時30分に2基ある神輿の内、一之宮神輿が6ヶ町内(中町、上之町、下之町、鍛治町、坊新田町、馬喰町)の渡御へ出発します。そして、午前11時30分頃には御旅所があります上之町へ鎮座されます。このまま5日の午後10時の宮入まで、ここに置かれます。
二之宮神輿は一之宮神輿が出立する前に、いち早く御旅所へ移されます。サラシを巻かれない二之宮神輿が見れるのはこのときだけですので。いつもはサラシに巻かれて隠れていますが、綺麗な彫り物があって結構綺麗なものです。

榛名神社 午前中にトラックに乗せて町内回しが行われ、柳町の公民館まで運ばれます。
午後3時30分に町内渡御に出発し、役所通りの回生堂前で神輿と榛名神社氏子山車の奉迎があります。そして、御仮屋へ。今年は材木町になりました。

まんど 沼田では山車のことを“まんど”と呼びます。何故…と聞かれても私にはわかりませんが(笑)
現在は10ヶ町にあり、須賀神社の氏子として5台(中町、上之町、下之町、鍛治町、坊新田町)、そして榛名神社の氏子として5台(西原新町、材木町、西倉内町、東倉内町、高橋場町)があります。
第一日目の恒例になりました「まんど行列」ですが、今年は沼田市役所の集合となりました。午後7時00分に全10台のまんどが集結します。

天狗みこし 天狗みこしは3日と5日に出ますが、4日には出ませんので注意して下さい
沼田市役所において3日午後5時30分から祈願祭が行われ、午後6時30分に渡御に出発致します。
コースは例年通り、市役所~西へ下って、キネマ通り~本町通り~ベラヴィータから北へ~沼田高校前~東原新町祭典事務所~帰りはそのまま西へ下って~役所通りへ~市役所のコースです。
2基の天狗みこしがありますが、2基出るといいですね。それと、みこしを先導する、天狗みこしダンサーズ?、私も毎年不思議な気持ちで見ていますが…まあ、天狗みこしが華やかになれば良い話なので…。

8月4日(土) 第2日目
まんど 午後2時より「沼田祇園囃子競演会」が行われます。
審査の場所は中町会館の前になります。昨年度優勝の中町が1番、順次審査を行っていきます。曲目はサンテコです。
今年の優勝はどの町に輝くのか~。
な組 中町 人形 勧進帳

須賀神社
本宮山車曳き入れ籤取り式
沼田祇園祭のクライマックス、須賀神社、5日午後10時からの須賀神社神輿宮入の前、氏子町5町のまんどが境内に入る順番を決める「本宮山車曳き入れ籤取り式」が行われます。
入る順番は籤で決められます。
午後6時40分に上之町、荒木屋さん前の高札前に集合し「本宮山車曳き入れ籤取り式」が行われます。これは山車曳き入れの順番の木札が引かれます。これがその木札です↓

その後、午後7時10分に中町会館前に移り「籤改め式」が行われ、入る順番が決まります。順番は金色の扇子に書かれており、この扇子は氏子町まんどに飾られていますのでわかります。
運よく1番籤を引きますと、須賀神社参道入口に張られています注連縄を切る名誉が与えられます。
その後、午後7時40分に下之町の天王石前に移り、「天王石参り」が行われ、お囃子(サンテコ)の奉納が行われます。この時、グレーンベルの駐車場は出入りが出来なくなりますのでお気をつけ下さい。
これもあまり知られていませんが、今のグリーンベル21の建物の前に、“天王石”がフェンスで囲ってありますが、これはその大昔、ここに最初の須賀神社がこの地にあり(後に現在の場所へ)、その時のしるしがここに残っています。

各町神輿 各町の神輿、各団体の神輿が順番に沼田市役所の集結し、もみ合いがあります。夜7時45分から順次行われますが、4班にわかれて市役所への入場があります。
因みに、各町及び各団体の神輿は3日(1日目)と4日(2日目)の2日間のみの渡御になります。5日(3日目)には出されません。それは、5日には須賀神社、榛名神社の両神社神輿の渡御があるからです。沼田祇園祭のメインは5日夕方からの神社神輿の渡御です…。何年か前にとある会議で、ある神輿の代表さんが「5日にも団体の神輿が渡御できる様にしてほしい…」との意見があった様ですが…その発言は問題外(笑)。祇園祭の趣旨を何もわかっていない証拠です。(怒)

坊新田町ふるさと祭り 籤取り式が無事終了しますと、須賀神社5ヶ町のまんどは、坊新田町方面に入っていきます。
それは「坊新田町ふるさと祭り」が行われているからです。お祭りの支度をしていれば、お酒は飲み放題ですよ~恒例のホルモン焼き、冷や冷やのトマトなどなど、豪快に振舞ってくれます。坊新田町の皆さん、毎年ありがとうございます。これは穴場です


8月5日(日) 第3日目
須賀神社 神輿 午後4時30分に御旅所前にて“還幸祭”が執り行われ、須賀神社二之宮神輿の出立の準備となります。
そして、午後5時に神輿の出立!。沼田祇園祭のメイン、神社神輿の渡御が始ります。

氏子町の渡御が経て、そのまま東原新町祭典事務所まで行き、ひとまず本町通りに帰ってきます。それが午後7時過ぎその頃、本町通りには須賀神社5ヶ町のまんども集結し、おまけに天狗みこしまで来てしまい、本町通りは大渋滞(笑)。これもお祭りの見所ですので
その後、午後8時、沼田市役所に榛名神社氏子5ヶ町のまんど5台に迎えられて、「須賀神社神輿、榛名神社神輿の競演」があります。これも沼田祇園祭の見所です!。
その後8時15分頃には須賀神社神輿は市役所を出て、本町通りに向かいます。そして…午後10時、須賀神社神輿 宮入が始ります!

天狗みこし 3日(1日目)に続いて、5日(3日目)にも渡御があります。
午後6時30分に市役所を出発し、3日とルートは同じです。キネマ通りと通って、本町通りに向かいますが、午後7時過ぎになりますと、須賀神社5ヶ町のまんどは本町通りに終結しており、調度その頃、須賀神社神輿も東原新町まで行って帰ってきた頃で、この時は本町通りはお祭りの最高潮といった感じで、須賀神社神輿、天狗みこし、5ヶ町の山車と最高にお祭り気分が味わえるひと時です。絶対お奨めです!

須賀神社 榛名神社みこしの競演 午後8時、沼田市役所にて「須賀神社神輿、榛名神社神輿の競演」があります。
榛名神社氏子5ヶ町のまんどに迎えれれて、両神社神輿の競演があります。両神社が一度に見れるのはこの時だけです。お囃子の奏でる音に神輿の掛け声とで、市役所広場は熱気に包まれます。
榛名神社神輿の最大の見せ場です!8時15分になりますと、須賀神社神輿は出て行き、役所通りを上って、材木町から本町通りへ。榛名神社神輿はその後、下町へうつり、宮入の準備へ向かいます。
この時、須賀神社氏子5ヶ町のまんどは本町通りを行ったり来たり…でも見せ場があるのです。それは…↓

本町三ヶ町
お囃子対決
午後8時、沼田市役所では両神社神輿の競演が行われている頃、本町通りの須賀神社参道入口では本町三ヶ町(中町、上之町、下之町)による、お囃子対決が行われます。
“おぎょん”を引っ張ってきた三町の、一番のお囃子は…叩き合い、競演会です。
今年は“テケテットン”が題目です。昨年は上之町が勝利。
三町の口上も楽しみです…挑戦状!


須賀神社 宮入 午後10時に須賀神社 二之宮神輿は須賀神社へ帰ってきます。「須賀神社神輿とまつり囃子の競演」です。私たちは“宮入”と呼んでいます。
午後9時30分に、前日の籤取り式で1番籤を引いた町のまんどが参道入口の張られた注連縄が切られて、宮入の始まりです。

その後、5分ごとに各町のまんどが入場していき、予定では9時55分には二之宮神輿が境内に入っていきます。その後を追うように一之宮神輿も入っていきます。

 二之宮神輿が神社に入る前、本町通りから参道へ向かう直前に、神輿の鳳凰を抜きます。
今年は下之町の当番です。神輿に関わる人でしたら誰でも経験したいと思っていると思いますが…ところで何故、鳳凰をこの時に抜いてしまうのか?…それは、神輿が宮入の時に鳥居の下をくぐりますが、その時に鳳凰が縄に引っかかってしまうからです。難しい事はありませんでした。(笑)


(注意)
恒例になっていました、8月5日午後10時からの須賀神社境内での
神輿の一般開放について、今年も”登録制”になりました。
ハチマキをしている方のみ担ぐことができます。
当日、須賀神社の社務所にて、
午後9時過ぎ頃から受付を開始すると思います。
お名前と住所を記入して頂いた方のみにお配りします。
数に限りがありますので、ご注意ください。
無くなり次第、受付は終了致します。

(注意)

社殿におさめられる一之宮
 例年の通りでは午後11時に二之宮も宮入を迎えます。この時、凄い掛け声と拍手で凄い光景です。やはり誰もが宮入の時も担いでいたいと思うものです。
 宮入を終えますと、氏子総代代表さん、沼田まつり実行委員長さん、沼田市長さんなどの挨拶の後、須賀神社奉賛会会長の3本締めで沼田祇園祭の行事が全て終わります。

 二之宮も宮入を迎えますと、担ぎ棒は即座に外されて担ぎ出されないようにします。それは、その昔(50年以上前かな?)、宮入した後でも熱くなった人たちが神輿を担ぎ出せれてしまい、神輿が帰ってこなかった事からだと思います。また、その頃は、二之宮のもみ合いが現在では午後11時で終了していますが、その昔は朝方まで担がれていたそうです。私の知り合いの叔父さんも、その頃は夜中浴びるほど酒を飲んで、夜が明けてから須賀神社へ行って、神輿を担いだという話をききました。今では考えらませんが。

 神輿はいろいろな飾りが付けられており、華やかな神輿ですが、二之宮は飾りがありません。機から見れば神輿のかたちをした神輿でしかありません。そして、この神輿の作りは総ケヤキ作りで、凄い重いのです。
神社神輿ですので、神社の御神体をのせていますので、これこそ本当の神輿です!
飾り気のない神輿のかたち、ケヤキ神輿、4本の担ぎ棒神輿、御神体をのせている本当の神輿…言う事ありません

そして、沼田では神輿の上に人が乗る事は絶対にありえません。神輿ですからね~神様をお乗せして、街を歩くのですから…人が神輿にのる神輿は神輿ではありませんので。

話せば切がないので…